新型コロナウイルスの感染拡大により、当ブログもテレワークによる情報収集に切り替えている。
NPO法人寺島・玉ノ井まちづくり協議会(てらたま協議会)は、前身の「寺島・玉ノ井まちおこし委員会」が、江戸東京野菜の寺島ナス復活プロジェクトを結成して、まち興しが始まった。
その後、てらたま協議会の活動は広がりを見せて、2017年に、たもんじ交流農園の設置が計画された。
墨田区の「すみだの夢応援助成事業」に位置付けられたことから、墨田区の ”ふるさと納税” を活用していて、農地の無い特別区では参考にしてもらいたい。
2018年3月にはプレオープンが実施されている。
8月には、農園利用者に対して江戸東京野菜の入門講座を開催している。
野菜の栽培指導は、江戸東京野菜推進委員会の水口均さん(江戸東京野菜コンシェルジュ協会監事)が、必要に応じて農園に伺っているという。
今年開催される予定だった東京オリンピックに向けて、
江戸東京野菜の青果(聖火)リレーも、練習されていた。
2019年度は3年目だから牛久光次事務局長に写真を送って頂いた。
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13uの畑が24区画
その半分をハーフとしているところもあるので、農園会員は28組。
その他、江戸東京野菜用が2区画とイベント用が2区画となっている。
農具や肥料置場等の小屋が二棟
芝生広場とウッドデッキ広場に交流広場(舗装)
枝垂れ桜、ビオトープ、柿の樹と葡萄の樹と棚、蜜柑の樹、お花畑
ピザ窯、芝生の小山も新設
入口の門には藍染めした暖簾
イベント用流し台、水や利用の雨水タンク
が完成している。
たもんじ交流農園は、本来は3月29日に3年計画の3年目ということで、
グランドオープニングセレモニーを行う予定だったが、
新型コロナウィルスの感染拡大を懸念し、延期となった。
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農園のシンボルとして、枝垂れ桜が植えられ、「はぐくみの桜」と、
森山育子さん(墨田区観光協会理事長)が命名された。
これ、寄附者のお礼としての命名権を森山さんが得たもので、
「はぐくみの桜」命名についての森山さんの思いは
枝垂れ桜の成長と共に、未来に引き継がれていく。
江戸の昔、地元寺島村で栽培されていた、寺島ナスの播種を3月初めに行っている。
東向島駅前のプランター栽培は、2012年から行われていることから、連作障害対策として、三鷹のナス農家・星野直治さんの接ぎ木苗を活用して栽培を可能にしている。
ジャガイモの種芋植え(左下)、ニンジンの収穫した。