2020年04月29日

新宿区立柏木小学校で、竹村校長による超高層ビルを背景にした屋上農園づくりが始まった。


江戸東京野菜の鳴子ウリを継続栽培している新宿区立柏木小学校に
4月に着任された竹村郷校長には、昔お世話になったことは紹介した。

それにしても、授業が始まる前には、
ご挨拶をしておこうと思っていたので、
隣の西新宿小学校にご挨拶に伺った後に伺った。




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例年、生徒や園児たちの元気な声が飛び交っているが、
新型コロナウイルスの感染防止で休校、校庭は静まり返っていた。

上の画像をタップする
これまでの港区立青山小や新宿区立落合第六小に比べると、
太陽光パネルが設置されていることなどから、
面積も狭いので、竹村校長は新たな対策をお考えだった。

始めて屋上に上がったが、
新宿副都心の超高層ビルが迫るロケーションは迫力がある。






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竹村校長にご案内いただいて、
作業しているところを見せていただいた。

上の画像をタップする
給食室の裏の一角で、野菜栽培の土づくりをされていた、
黒土に、発酵乾燥牛糞、完熟腐葉土、土壌改良材ピートモス、
花と野菜の有機培養土、発酵鶏糞を混ぜて、

「プランター・花壇 培養土」と書いた、
栽培専用の袋を別途購入して詰めていた。






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これまでの「青山小、落六小では、屋上まで土を担ぎ上げたが、
ここではエレベーターが3階まであるので助かる」とのこと。

学校で栽培した野菜を食育に生かすという竹村校長の方針に
給食調理のチーフと男性栄養士も呼応し、農園づくりをしている。

上の画像をタップする
江戸東京野菜も、鳴子ウリの栽培以外、内藤カボチャ、寺島ナスを
栽培してくれるというので、苗はスティホーム週間の解ける
7日(木)に持参するつもりだ。

各種トマト、ピーマン、スイカ、サトイモなどから始め、
夏ごろから秋・冬の栽培になっていくようで、

各種のトマト、鳴子ウリ、内藤カボチャなど、つる性の野菜は
屋上の金網に這わせるそうで、超高層ビルを背景に、
各種のトマトや鳴子ウリがなる様は、都市農園を象徴する景観になる。



追録
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江戸東京野菜の物語」には、柏木小学校の取り組みも
掲載してあるので、竹村校長に贈呈させていただいた。

posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸のマクワウリ各種
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