テレワークで、千代田区外神田の廃校になった中学校の屋上菜園で江戸東京野菜を栽培している新村るり子さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)に、先日、最近の菜園の様子を聞こうとメールをした。
新村さんは「昨年は、寺島なすが大豊作でしたので、是非今年もチャレンジしたいものです」との返信。
そして翌日「今年も、東向島で寺島なすの苗木の販売会が29日にあるので行ってきます」と云う。
「新型コロナウイルス感染の心配もあるので3密に注意して、マスクと手袋、自家用車でサクッと行ってきます。」と云う。
それなら、「販売会の様子を撮ってきてください」と、お願いをした。
「10時過ぎに到着しましたが、すでに数名の方が苗を求めにいらしていました。
皆さんマスク姿で、中にはフェイスシールドをつけての方もいらっしゃいました。
今回の販売会に関しては色々議論もあったそうですが、こういう時だからこそお家のプランターで楽しんでいただきたいと言うことで、開催されたそうです。」
「昨年同様、たくさんの苗木が用意されていました。
昨年もお会いした、寺島・玉ノ井まちづくり協議会の(写真左から)高木新太郎理事長、小川剛理事、そして末林さん(会計担当)にもお目にかかりました。
緊急事態宣言の下、外出自粛中ですので長居はせずにすぐ失礼いたしました。今年も大切に寺島なすを育てていきたいと思っています。」
東武スカイツリーライン東向島高架下の寺島なすのプランターには、寺島なすの苗が定植されていた。
小川理事に電話を入れると、寺島・玉ノ井まちづくり協議会が実施している「たもんじ交流農園」を、当ブログで紹介したことのお礼を言われた。
電話をしたのは、なす苗の売れ行きを聞きたかったからで・・・。
10時から販売したが14時前には、予定していた290鉢は完売したという。
この苗、三鷹の星野直治さんの育成した苗で、良く成ることから、人気のなす苗だ。
新村さん、写真の提供ありがとうございました。
このブログをご覧になった牛久光次事務局長からショートメールがあり、今年はテントの下に「寺島なす」と書いた藍染の暖簾をかけているとあった。
「寺島なす」の文字が浮かび上がった。
この暖簾福島県の大玉村(大山村と玉井村が合併)の玉井(たまのい)地区との交流プロジェクトから生まれた一つだそうで、牛久さんが暖簾の写真を送ってくれた。
この暖簾、たもんじ交流農園にかける予定だという。