いわゆる栄養繁殖する野菜はいくつかある。
東京ウド、おいねのつる芋、治助イモ、早稲田ミョウガ、
谷中ショウガ、八王子ショウガ、孟宗竹(筍)、あめりか芋がそれで、
根や根茎、種芋などで殖やしていく。
ミツ葉は、タネで殖やすものだが、根が付いたミツ葉は、
生長点が残っていれば、植えれば葉を伸ばし始める。
このミツ葉、3月末に井之口喜實夫さんに頂いたもので、
美味しくいただいた後、根を植木鉢に植えた。
天候が、安定せずに成長は遅れていたが、葉が伸びてきた。
ミツ葉が、井之口さんに頂いた時のように成長するのを
望んでいるわけでなく、ミツ葉の香りを味わうのだから、
少しちぎって味噌汁に入れるだけでも楽しめる。
この鉢、昨年は江戸東京野菜の「鮎蓼」を栽培した鉢だから、
鮎蓼の種がたくさん落ちていて、そろそろ芽が出る頃だ。
新型コロナウイルスのため自宅待機中だから、
こんなことでも楽しんでいる。