2020年05月05日

タネでも、根でも、植木鉢で栽培を楽しむ江戸東京野菜のミツ葉と鮎蓼。


江戸東京野菜の中でも、タネで殖やすものでない、
いわゆる栄養繁殖する野菜はいくつかある。

東京ウド、おいねのつる芋、治助イモ、早稲田ミョウガ、
谷中ショウガ、八王子ショウガ、孟宗竹(筍)、あめりか芋がそれで、
根や根茎、種芋などで殖やしていく。

ミツ葉は、タネで殖やすものだが、根が付いたミツ葉は、
生長点が残っていれば、植えれば葉を伸ばし始める。

このミツ葉、3月末に井之口喜實夫さんに頂いたもので、
美味しくいただいた後、根を植木鉢に植えた。

天候が、安定せずに成長は遅れていたが、葉が伸びてきた。






1-1.JPG

上の画像をタップする
ミツ葉が、井之口さんに頂いた時のように成長するのを
望んでいるわけでなく、ミツ葉の香りを味わうのだから、
少しちぎって味噌汁に入れるだけでも楽しめる。

この鉢、昨年は江戸東京野菜の「鮎蓼」を栽培した鉢だから、
鮎蓼の種がたくさん落ちていて、そろそろ芽が出る頃だ。

新型コロナウイルスのため自宅待機中だから、
こんなことでも楽しんでいる。


追録

inokuchi.JPG

井之口さんは「江戸東京野菜の物語」で早稲田ミョウガをはじめ、
練馬大根、千住ネギ、伝統小松菜、寺島ナスの栽培もしています。

posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | その他関連情報
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