新宿区立柏木小学校に竹村郷校長が着任されたことは紹介した。
気候の安定する5月の連休明けに向けて準備をされていたが、
隣の学区、西新宿小に内藤カボチャの苗を持っていくので、
同じ日に鳴子ウリ(6鉢)の苗と藁。
それに内藤カボチャ(4鉢)に、寺島ナス(6鉢)も持参した。
コンシェルジュ協会の川並三也理事にも見ておいてもらいたいので、
一緒に来てもらった。
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各種トマトを植える土の入った袋に園芸用支柱がセットされていて、
苗を植えるばかりになっていた。
川並理事もビニール袋では水がたまるのではと驚いていたが、
この資材微細な穴が開いていて、通気性と排水性が確保され、
じわじわと水を抜け、根の張りも良いという。
これまで、青山小学校や、落合第六小学校の経験から、
土の量が格段に少なくて済むことから、同校の取り組みに注目する
学校や企業等も多いようだ。
都内には、1日、2〜3時間しか日の当たらない学校菜園が結構ある。
またアパート、マンションのベランダでも、
栽培するには、これまでのプランターよりは機能的なことから、
持ち手を付けるなど、今年は研究の年にもなるようだ。
このコーナーには、江戸東京野菜を植えるという。
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南側のネットの支柱のところにはサトイモを植えた袋が置いてある。
置いてあったがここはイモ類を栽培するのだという。
これまで見てきた袋だが、黒土に腐葉土、乾燥牛糞、鶏糞、
ピートモスなどの配合が作物によって変えてある。
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バジル、なす、スイカ、内藤トウガラシ等の苗を作っていた。
今回、柏木小学校にお持ちした野菜の生産者を紹介します。
鳴子ウリの栽培のポイントは、孫蔓に果実を付けるので、
親蔓に葉が5〜6枚付いたら、蔓を切り、子蔓を伸ばす。
同じように子蔓も切って孫蔓をたくさん伸ばすと花を付ける。
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新型コロナウィルスの外出自粛の影響で、
石川さんが栽培しているハーブについては、
飲食店からの注文が減少しているという。
東京を代表するナス農家の星野直治さんに確認したら、
自根の寺島はたくさん残っているというので、分けてもらった。
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苗床には自根の寺島ナスがたくさんあった。
野菜販売の方は端境期だから夏野菜の収穫までお休みだという。
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寺島ナスの剪定の仕方を知らないと、枝が伸び放題になってしまう。
枝の先の方に花を咲かせると、木が疲れてしまうから、
1本の枝に一つ以上、実を付けないこともポイント。
なるべく幹に近いところで実らせるようにするのが基本だという。