小金井市で、江戸東京野菜の普及活動をしている、江戸東京野菜コンシェルジュ協会の松嶋あおい理事が、テレワークとして情報を送ってくれた。
3日に1度の食材の買い物に、小金井ファーマーズマーケットに出掛けた時の様子が写真で届いた。
令和元年(2019)6月29日(土)に、JA東京むさし小金井支店と小金井ファーマーズマーケットがグランドオープンした。
この建物、JA東京むさし小金井支店の駐車場に作られたもので、平成30年12月に金融部門は移転していたが、旧館の小金井支店を取り壊し、新たに駐車場ができたことから、本町の小金井経済センターも統合してグランドオープンとなったもの。
高橋健太郎さんが伝統小松菜のごせき晩生を出荷していた。
小金井市では、活用されなくなった学校給食用野菜を、JA東京むさしが生産者から買い取り、市民の応援を受けて配達、新聞販売店などの協力でバイクでの宅配をする仕組みができた。
また、小金井市の飲食店ではテイクアウトの弁当を作るプロジェクトもあり、江戸東京野菜や地場産野菜を使用する店が多数参加している。
ファーマーズマーケットの店頭には、小金井のバルーンショップ・コズミックスが制作したメッセージバルーンが飾られていた。
ごせき晩生小松菜をはじめ、鴨下公夫さんの「明日葉」、土屋正子さんの「のらぼう菜」が、江戸東京野菜のコーナーに並んでいる。
買い物の制限でスーパーが混雑していることや、地産地消が注目されていることもあり、ファーマーズマーケットは平時よりも来客数は多かったという。
同店では、新鮮な地場産の他に、お米や豆腐、卵なども地元の食材が揃い、安定して入荷するので、駅前のスーパーよりも安心感があると、松嶋さんは云う。
市民をはじめ、商店、JA東京むさし、農家等が支えあって一日も早い終息を願って頑張っている。
松嶋さん、ありがとうございました。