先月、都市農地活用支援センターの佐藤啓二常務とリモート会議を行ったことは紹介したが、千代田区岩本町の事務所に、佐藤常務を訪ねた。
同センターでは、このほど「新しい生活様式」の下で
アドバイザー派遣事業を実施するにあたっての考え方の
原案をまとめたというので、お話を伺ったもの。
昨年までは、農の機能発揮支援アドバイザー派遣の仕事は、
林賢一研究員がされていたが、今年からは赤間いづみ研究員が
担当されるというので、アクリル透明板越の会議となった。
佐藤常務はフェイスシールドを着用していた。
同センターがとっているコロナ対策の機材だが、
小谷俊哉主任研究員が説明してくれた。
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・会議テーブルのアクリル透明板の衝立は、
同センターが使っているパネルで
ポスターを抜き取ったものを使っていて、アイディアだ。
・アルコール消毒液と、非接触型体温計では35.6度でOK。
フェイスシールドをいただいたが、何か曇っていると思ったら、
プラスチックの両面に保護シートが貼ってあった。
紫外線除菌灯で、ドアノブ等、
誰もが手を触れるところを除菌するという。
考えていく必要がある事から、Zoomを利用するという。
Zoomは、パソコンやスマートフォンを使って、セミナーや
ミーティングをオンラインで開催することができるアプリだ。
「昭和30年代の深大寺散歩 山門周辺」のYou Tubeが
Zoomを利用していて、便利なものだと思ったものだ。
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そこで、Zoomをダウンロードして、設定をしたが、
散らかった部屋が映し出されたので、バーチャル背景として、
練馬の井之口喜實夫さんのキャベツ畑の景色等を選んだが、
今回はブログのPRにもなればとトップページを背景にした。
「新しい生活様式」の下でアドバイザー派遣事業を
実施するにあたっての考え方を伺うと、
これまで、派遣依頼主体からの
依頼等の所用の手続きを経て派遣が決定された後、
@当センターがアドバイザーを現地に派遣、
A派遣依頼主体の用意した会場にアドバイスを受ける参加者が集合、
B会場でのアドバイザーによる講演、討議、指導という
基本的枠組みで実施されてきました。
しかし、前述したように多数の人の集まるイベント等の開催に
慎重な対応が求められており、
「新しい生活様式」での基本的対策として(感染地との間の)
移動を控えること、空間的な隔たりを乗り越える手段として
テレワークの活用が示されていることから、
令和2年度のアドバイザー派遣事業は、
次の考え方で実施することとします。という。
できる限りZoom等を用いたオンライン講義・セミナーの活用を図る。
江戸東京野菜のパワーポイントを佐藤常務がご覧になっている。
@感染防止の3つの基本を守る。
・身体的距離の確保
(机を離す等により、できるだけ2m、最低でも1m空ける)
・アドバイザーのマスクやフェイスシールドの着用、
参加者もマスク着用
(状況によりアクリル板・透明ビニールカーテン設置)
・手洗いの徹底(会場入口等に手指の消毒設備の設置)
A室内会場の場合、マメに換気を行う。
B休憩時間等での密な会話や飲食は避ける。
C実地指導等に用いる備品は消毒する。
D症状のある人の参加制限(体温計の用意なども一つの方法)
等の考え方について説明されたが、良く分かった