2020年07月22日

私立成蹊小学校では、9月から、江戸東京野菜の栽培授業を検討している。


今年の2月に、私立小学校の社会科の先生方で組織する
「東京私立初等学校協会の社会科研究部」から依頼されて、
練馬区立野町の井口良男さんの畑に、ご案内したことは紹介した。

私立小学校の近くにある農家を紹介してほしいというので、
東京の代表的な農家の一軒・立野町の井口さんの畑の向こうに、
成蹊大学があるのを知っていたから、
事務局の先生にお伝えして同校で実現した。

井口さんの畑に近いご縁を生かして、
江戸東京野菜の栽培をお願いしようと考えていたが、
成蹊小学校の先生 からメールをいただいていたので、
こちらの思いをお伝えしたところ、
山本剛大教諭からメールをいただいた。

成蹊小学校では、栽培学習に力を入れていて、
その中で、”地の品種の野菜 ”にこれからシフトしていこうと、
江戸東京野菜の栽培を検討していたとのこと、

早速メールでのやり取りから、同校に伺うことになった。





1-1.JPG

伺うにあたって同小学校のOB升本喜就さん(写真右)をお誘いした。

同じ世代で、江戸東京野菜にも注目していただいているので
気安く、お誘いをしてしまったもの。

小学生の頃は、電気好きの少年だったそうで、
今でいう電気の「博士ちゃん」で、成蹊大を卒業してNECに入社し、
一貫して衛星に搭載する機器やシステムの設計・開発に従事、

衛星開発に携わったという方で、小学生の頃の夢が、努力の結果、
実現したことを、生徒たちに伝えることも重要なことで、
授業で生かせないかと山本先生に紹介した。

授業は、9月になってから、
同校のホールで江戸東京野菜の物語をお話し、
その後、升本さんの授業と云う段取りを、山本先生に提案した。


追申1
升本さんとのご縁は「東京べかな」なので、升本さんと、山本先生に
加藤晴久さんが栽培した「東京べかな」を、お土産にお持ちした。

升本さんは、ご自分がプランターで栽培した「東京べかな」と比べ、
プロの農家が栽培したものは「さすがだ」と驚いていた。

追申2
挨拶代わりに「江戸東京野菜の物語」を山本先生にも差し上げた。

新聞各紙が過分なる書評を書いてくれたが、
20日のfacebookでは、味の素食文化センターが紹介してくれた。

尚 授業は令和2年度都市農業機能発揮支援事業(農林水産省)
を実施する都市農地活用支援センターから「アドバイザー」として
派遣される予定。


posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小・中・高 食育の取組
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