新宿区立柏木小学校の竹村郷校長が屋上で
江戸東京野菜をはじめとする野菜栽培を始めたことは、
当ブログで紹介した。
竹村校長は、江戸東京野菜を始めとする農業と云う広いスタンスで、
今年は5年生を対象にした授業をお考えだと伺っていた。
5月に伺った後、長雨の中で作物の状況を見せてもらいたいと、
電話をして伺った。
家庭菜園が趣味の調理のチーフ河口さんが協力して、
袋詰めした土を屋上まで運び上げたと聞いている。
上の画像をタップする
給食室のメンバーの皆さん。
足元のミニトマトは赤らんでいた。
トマトの袋にはハーブのスイートバジルが生えていたり、
ナスの袋には枝豆との相性が良いらしく、一緒に栽培していた。
同校の屋上は、オープンになっていないから、上がれないが、
これまで同校では、2年生と5年生が収穫体験をしていて
収穫した野菜は、家に持ち帰っている。
上の画像をタップする
各種のナスを栽培しているが、寺島ナスは世話なく、
たくさんの実をつけてくれるので、
来年度は倍以上に栽培本数を増やしたいという。
地元柏木の伝統野菜「鳴子ウリ」をはじめ、
サツマイモ、スイカ、内藤カボチャ等が栽培されていた。
上の画像をタップする
この時期、鳴子ウリが順調な生育を見せていた。
鳴子ウリは、完熟するとへた落するから、収穫期がわかる。
長雨で、府中の石川孝治さんも栽培に苦労していたが、
同校では数日でへた落するような、鳴子ウリがごろごろしていた。
また、スイカも大玉スイカ(右下)と小玉スイカ(中央下)が、
実をつけていた。
内藤カボチャ(左下)も数個実をつけていた。
サツマイモは旺盛に蔓を伸ばしていた。
上の画像をタップする
屋上周囲の金網の下には、サトイモと大葉、
ショウガなどが栽培されていた。
無農薬だから太った毛虫が這っていた。
追申
竹村校長は、江戸東京野菜など、
屋上農園で収穫した作物の、おいしい食べ方を
「あべよしこのおうちごはん」で発信している安部剛子さんに
柏木小の野菜で作った料理の発信をしてもらっている。
金曜日に安部さんが、農園の視察にくるというので、
紹介してもらうことになった。