2020年08月11日

練馬の井之口さんの畑から「江戸千住」の夏ネギが出荷されたが、葉先まで柔らかくできた。


江戸東京野菜の千住ネギ保存会副会長の井之口喜實夫さんが
アドバイスに何度か渡邉和嘉さんが試作する畑に行っていたので、
久しぶりに井之口さんのお宅にお邪魔した。

今年の4月だったか、浅草葱善の江戸千住の苗を定植した。
田中庸浩社長とは、夏ネギが出荷できればと話していたようだが、
すでに、2回ほど浅草葱膳に出荷していて、

畑に残った江戸千住も、良く生育して、出荷を待っていた。
後継者の勇喜夫さんにもお会いした。






1-1.JPG


上の画像をタツプする

すんなりと夏ネギが出来たわけではないようだ。
話を伺うと、定植した当時は、温かだったが、
その後、急に寒くなったのが、ネギの苗に影響を与えたようだと、
田中社長は云う。

ネギが、気候の変化から身を守るために、
ネギ坊主を抽苔させたものもあったようだが、それらは処分した。
以後は、順調な生育を見せて、立派な夏ネギとなった。

今年は長雨が続いたので、何度も土寄せをすることは出来なかった
しかし、葉先まで柔らかく、美味しいネギが出来た。






4-1.JPG

食べてみて! 
と江戸千住をいただいたが、
ずっしりと重く、葉先まで柔らかかった。

上の画像をタップする
背景のネギは、冬ネギとして早いもので10月出荷の予定だとかで、
10月から2月まで順次出荷するように苗を定植していた。


FaceBookの江戸千住ネギはここから


追録

5-1.JPG

秋冬産のキャベツの苗が、トンネルの中に育っていた。
品種はYR藍宝種と、しずはま1号種で、10日から定植だという。

上の画像をタツプする
千住ネギが、段階的に出荷できるように植えてあるが、
その先の白く化成肥料が蒔かれたところにキャベツを定植をする
それ以外は自宅から離れた2か所の圃場、関越の入り口近くと、
長命寺裏の45アールに定植する。



追申
今年は、新型コロナウイルスの感染拡大を恐れて、
東京都は、農業団体と共催で行う、
11月2日、3日の東京都農業祭は中止としたが

井之口さんが毎年キャベツで重賞を受賞する、
東京都農産物品評会だけは、一般観覧は行わずに11月2日に
西立川の東京都農林水産振興財団で実施することになった。
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