新型コロナウイルスの大規模なクラスターが発生したとの、
ニュースが流れていた。
東村山の「果樹園 久安」から「令和2年度 本日開園」のチラシが
入った封書が届いた。
チラシには、新型コロナウィルス対策に万全を期し対応する
旨があったので、猛暑だったが出かけた。
同園の園主中村博さんには、2010年に江戸東京野菜の普及とともに、
東京農業の振興にも取り組んでいたことから、
レストラン等からの需要にこたえるために、
東京の先進的な果樹栽培の「果樹園 久安」を、当ブログでも紹介した。
後継者の中村竜太さんが幸水を収穫しているところだった。
竜太さんは、
2006年に広島県農業技術センターで葡萄の根域制限栽培について
学んできたことから、梨栽培にも取り入れたようだ。
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かつて、キュウイフルーツを栽培していた自宅裏の果樹園は、
ぶどう栽培と同じ、根域制限の多摩湖梨として、
幸水、秀麗、あきづき、を栽培していた。
ぶどう栽培については、これまで、「当園でしか買えない品種、
珍しい品種を主眼において栽培しています」として、
今年は、ブラックビート、藤稔(ふじみのり)、ピオーネ
シャインマスカット、紅環(べにたまき)、アウローラ21の6種類が
主力商品になっているようで、これ以外に
白系ぶどうでは、
ゴールドフィンガー、雄峰、瀬戸ジャイアンツ、レクシア、アリサ。
黒系ぶどうでは、
バラード、ウインク、オリエンタルスター、ハイベリー
赤系ぶどうでは
マネキアフィンガー、クイーンセブン、ルーベルマスカット、
サニードルチェ、リザマート、ゴルビー、クイーンニーナ、
バイオレットキングと、23種の内、ヨーロッパ系を主力とした
珍しいぶどうを作っているのは、東京では「久安」だけだと云う。
上の画像をタップする
導入した拡大型根域制限栽培広島方式。
朝早くから、お客さんが進物などの手配をしていたが、
新型コロナ対策で、離れたところで、何人もが待っていた。
頂いた案内の商品のチラシはここから
尚、キウイフルーツは、
紅妃、香緑、東京ゴールド、アップルキウイを栽培していて
追熟して、10月下旬より11月中旬まで販売される