頂いた電話だったが、
同校における江戸東京野菜の栽培の現状を聞いた。
雑司が谷カボチャと雑司ヶ谷ナスが実っているというので、
都合の良い時間を聞いて10時に伺った。
瑞穂農芸では、
食品科の生徒による「江戸東京野菜食品科プロジェクト研究チーム」
が横山教諭の指導で江戸東京野菜を栽培していて、
今年の1月にはテレビ朝日「ごはんジャパン」の取材を受けて、
伝統大蔵大根に、雑司ヶ谷カボチャのちりめんタイプ、
そして下山千歳白菜を見せてもらったが、立派なものだった。
今年収穫したした檜原村の在来種「おいねのつる芋」と、
奥多摩の在来種「治助芋」を種芋にする分を見せてくれた。
写真左上、渡辺早生ゴボウがタネを実らせていたが、
横山教諭が園芸高校時代に渡辺早生を育種した
渡邉正好翁を紹介している。
ちりめんカボチャの固定化に努力されていた。
上の画像をタツプする
食品科の教室前にある圃場に
雑司ヶ谷カボチャが幾つも実をつけていた。
瀧瀬妃菜さん(3年)と杉浦幸芽さん(2年)には「ごはんジャパン」の
撮影の時にお会いしていて、圃場を案内してくれた。
上の画像をタツプする
食品科の教室の前で、雑司ヶ谷ナスの種採りをしていた。
JA東京あおばから依頼されて、毎年種採りをしている。
今年は、学校農業クラブプロジェクト発表の東京都予選が
9月10日に行われるという。
これまで、江戸東京野菜の「内藤とうがらし」で、
東京都代表として関東大会で5年連続優秀賞を受賞していて、
今年は、全国大会出場を狙う。
今年は新型コロナウィルスの関係で、ウェブによる審査だそうで、
現在映像を作っていると云う。
大会後に、3年生の瀧瀬さんはチームを退くが、
今年は1年生4名がクラブに加わって、メンバーは増えたという。