2020年09月01日

8月30日(日)、深大寺在来そばの播種を、深大寺張堂住職を始め、一味会の有志が猛暑の中行った。


7月、深大寺一味会の浅田修平副会長にお会いした時に、
8月末に深大寺蕎麦の種まきをするとお聞きしていたので、
8月30日(日)の9時に、深大寺門前で待ち合わせて、
南町4丁目の圃場にご案内いただいた。

当日は、第89世住職を継承した張堂興昭師が、恒例の種まきを、
一味会の皆さんと一緒に行うと云う、
初めてお会いするので、ご挨拶もかねて伺った。

当ブログでは、報告していなかったが、
お世話になった、第88世住職の張堂完俊大僧正は病気療養中でしたが、
令和2年6月3日に72歳で逝去されました。

令和元年12月「深大寺そばを味わう集い」にお招きいただいた時に、
お会いしたのが最後となった。


後継住職については、生前張堂大僧正の意向により、
長男で執事の張堂興昭師が第89世住職を継承された。





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張堂大僧正は、昭和60年代から深大寺が中心となって、
地元農家(檀家)の協力を得て、そば栽培を始めた。
又、そば文化を広めるために、栽培から、そば打ち、食べる、語る、
同好の市民を中心に「一味会」を結成し、
平成21年には、深大寺そば学院を開講し、今日に至っている。

このような、張堂大僧正の深大寺そばへの思いまでも、
継承することを、挨拶で第89世 興昭住職は述べられた。

上の画像をタツプする
写真左上、林田堯瞬一味会事務局長(天台宗祇園寺住職)が進行と、
そばの種蒔きの順序や、蒔き方をやって見せた。

さくを切り、化成肥料を蒔き、踏み固め、
深大寺在来を蒔き、踏み固め、と、1さくに3回往復する。

興昭住職は、一味会の皆さんが見守る中で種蒔きを行った。

圃場の傍らに、昨年のこぼれた種から芽生えた
深大寺在来(写真左下)が花を咲かせていた。






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江戸ソバリエの資格を有する、一味会の天野栄三さんは、
皆さんが蒔く、化成肥料と昨年採種した深大寺在来の種を、
各々カップに入れて準備をされていた。

上の画像をタップする
準備した、化成肥料のカップと深大寺在来種のカップ
この圃場は60作だから各60カップを用意された。





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深大寺から僧侶5名、一味会から15名で20名が60作を播種した。

上の画像をタップする
興昭住職、浅田副会長も何作も播種されていた。





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参加者の写真には、私も入れていただいた。
上の画像をタツプすると拡大






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かに山と云われる南町2丁目の圃場は
中央高速道路の池の谷橋を渡ったところにある。






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一味会の林田事務局長は、
「深大寺蕎麦打ち倶楽部」のTシャツに着替えた。

かに山の圃場は、更に広かった。

上の画像をタツプする
皆さん汗びっしょりで、深大寺在来の種を蒔いていた。
11時過ぎに、写真を撮り終えて、皆さんより先に失礼した。


追録

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上の画像をタツプする
浅田さんのお店「深大寺蕎麦門前」は、お休みだったので
近くの矢田部茶屋で昼食、天ぷらそばを注文した。

帰りがけに、社長の矢田部高一さんがいらしたので
深大寺在来の種まきの報告をしたが、
圃場は、矢田部さんが地元JAマインズからトラクターを借りて
自ら耕してくれたものだった。

写真を見るまで、シャツが汗でにじんでいたのに気付かなかった。

FaceBookの深大寺そば はここから

posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | そぱ・うどん・ソバリエ
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