8月末に深大寺蕎麦の種まきをするとお聞きしていたので、
8月30日(日)の9時に、深大寺門前で待ち合わせて、
南町4丁目の圃場にご案内いただいた。
当日は、第89世住職を継承した張堂興昭師が、恒例の種まきを、
一味会の皆さんと一緒に行うと云う、
初めてお会いするので、ご挨拶もかねて伺った。
当ブログでは、報告していなかったが、
お世話になった、第88世住職の張堂完俊大僧正は病気療養中でしたが、
令和2年6月3日に72歳で逝去されました。
令和元年12月「深大寺そばを味わう集い」にお招きいただいた時に、
お会いしたのが最後となった。
後継住職については、生前張堂大僧正の意向により、
長男で執事の張堂興昭師が第89世住職を継承された。
地元農家(檀家)の協力を得て、そば栽培を始めた。
又、そば文化を広めるために、栽培から、そば打ち、食べる、語る、
同好の市民を中心に「一味会」を結成し、
平成21年には、深大寺そば学院を開講し、今日に至っている。
このような、張堂大僧正の深大寺そばへの思いまでも、
継承することを、挨拶で第89世 興昭住職は述べられた。
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写真左上、林田堯瞬一味会事務局長(天台宗祇園寺住職)が進行と、
そばの種蒔きの順序や、蒔き方をやって見せた。
さくを切り、化成肥料を蒔き、踏み固め、
深大寺在来を蒔き、踏み固め、と、1さくに3回往復する。
興昭住職は、一味会の皆さんが見守る中で種蒔きを行った。
圃場の傍らに、昨年のこぼれた種から芽生えた
深大寺在来(写真左下)が花を咲かせていた。
皆さんが蒔く、化成肥料と昨年採種した深大寺在来の種を、
各々カップに入れて準備をされていた。
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準備した、化成肥料のカップと深大寺在来種のカップ
この圃場は60作だから各60カップを用意された。

中央高速道路の池の谷橋を渡ったところにある。
「深大寺蕎麦打ち倶楽部」のTシャツに着替えた。
かに山の圃場は、更に広かった。
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皆さん汗びっしょりで、深大寺在来の種を蒔いていた。
11時過ぎに、写真を撮り終えて、皆さんより先に失礼した。
追録
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浅田さんのお店「深大寺蕎麦門前」は、お休みだったので
近くの矢田部茶屋で昼食、天ぷらそばを注文した。
帰りがけに、社長の矢田部高一さんがいらしたので
深大寺在来の種まきの報告をしたが、
圃場は、矢田部さんが地元JAマインズからトラクターを借りて
自ら耕してくれたものだった。
写真を見るまで、シャツが汗でにじんでいたのに気付かなかった。
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