2020年09月06日

江戸東京野菜と云うと、練馬大根は全国的に有名だが、種まきが始まったと云うので渡戸章さんを訪ねた。


江戸東京野菜の練馬大根は、江戸時代から続く命を継承していて、
渡戸章さんが採種をしているところを、先月、当ブログで紹介した。

練馬大根が収穫の時期を迎えると、
必ず渡戸さんがテレビで紹介されるほど有名人で、
練馬大根ばかりか江戸東京野菜の事は、お元気な長老(86歳)に、
色々とお話を伺っている。

練馬大根の播種は、8月の末から始まるが、近年の夏場の猛暑から、
9月に入ってからでなと発芽しないケースもある事から、
渡戸さんに電話で、聞いてみた。

8月末に一部蒔いて、時期をづらして蒔いていくそうで
8日1日からは地元の小学校3校が種まきに来ているという。

4日の9時半頃に伺うと、表で電話をしている所だった。
今日は、北町小学校で、歩いてくるから、もうすぐ来るよ!
とのことだった。





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上の画像をタツプする
通りの向こうのハウスを覗いたら、キュウリが整然と植わっていた。

キュウリは、6月から7月に出荷していたが、
この時期に定植したのは、昔の余蒔きみたいなものだという。

交配種の「ゆうみ(結実)」は、
この季節に植えるのに向いているという。

江戸からの農業では、新宿区の落合、豊島区の長崎辺りは、
キュウリ栽培では先進地だったという。

落合節成、豊島節成は、半白キュウリとば違って、
濃い緑のキュウリで、この辺りでも栽培し渡戸さんも若い頃、
昭和30年代初めの頃までは神田市場にもっていっていたという。

葛飾の高砂や金町辺りは、”よしず栽培”をやっていたが、
練馬では、”よしず” ではなく、笹の葉を霜よけに使っていた。

農業資材の点でも、大きな差があって、
神田市場に金町の荷があると、持って行ったものは半値ぐらいで、
金町の荷のないところに持って行ったりもしたと云う。






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そんな話をしていたら、北町小学校の生徒達(3年生)が現れた。
全員が整列して、渡戸さんに挨拶。

渡戸さんが一人ひとりに練馬大根の種を配っていく。
見せてと云ったら、みんなが手を出して見せてくれた。

配られたのは、6粒。種を持ってマルチが敷いてある圃場に移ると、

上の画像をタップする
一つの穴に3粒、自分の前の2っの穴に蒔いて、土をかけた。
クラスごとに、種まきを行っていて、
しばらくしたら次のクラスが入れ替わりに圃場に入った。





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朝取野菜の直売所「すずしろ」の見学。

上の画像をタップする。
農家の見学で生徒たちは渡戸農園の広い屋敷内を見て回り、
農具類の説明もあった。


9月1日には、練馬区立北町西小学校3年、理科の授業で行った、
渡戸農園での種まき授業が同校のブログに掲載されていた。

「学校日記」
大根の種まき、心を込めて感謝の気持ちを行動でもあらわす。

自ら行動する姿をほめる。立派に責任を果たした3年生

2日には、開進第一小学校の種まきが行われる予定だったが、
午前中、雨が降っていたので中止となり、7日に変更になった。






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生徒達の後ろに、芽生えた練馬大根の双葉が伸びていた。

上の画像をタップする。
練馬大根は4日で発芽すると聞いているが、
8月30日に渡戸さんが蒔いたもので、5本から8本の芽が出ていた。

渡戸さんの話では、
9月25日頃になったら間引き菜として販売するのだという。

練馬大根の間引き菜を楽しみに待っているお客さんは多く、
間引き菜の味を知る方々は多く、皆さん楽しみにしているという。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 粋な江戸っ子は白首大根
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