「本日、日野市の直売所にて砂村節成胡瓜が販売されていました。
小池則行さん栽培とありますが、
ご存知の事あれば教えて頂けますでしょうか?
ちなみに大きさは5寸程で白イボ、
半白と緑が交雑したような色合です。」とあった。
小池さんは知らないが、袋には「日野万願寺直売所」とあるから、
JA東京みなみの日野市内の生産農家である事は確かだ。
ただ、生産者が砂村節成胡瓜と明確に書いているとなると、
どのようなことなのか、
砂村周辺の江戸川区の農家ならわかるが、
遠く離れた日野市となると、ルーツはわからなくなる。
慌てて日野万願寺直売所に電話をした。
所長に代わってもらったが、河野さんだという。
もしかしたら現役の時にお世話になった河野一法さんかと、
お聞きするとそうだった。
そうなると話は早い、事情を話して、
小池さんの了解を取ってもらったので自宅に伺った。
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小雨が降っていたが、砂村節成キュウリの畑に案内してくれた。
既に枯れていたが、商品にならないものが生っていた。
今年は、5月27日にセルに播種して、68本を畑に定植した。
8月4日から出荷が始まり、9月20日頃まで直売所に出したという。
佐藤さんが購入したのは最後の頃だったようだ。
砂川節成キュウリの名札がついて栽培されていた。
もいで食べていいと云うので食べると、食感が良く栽培したくなり、
お願いしてタネを100粒ほどいただき、生産したいという
参加者3人で分けて持ち帰り、栽培が始まったという。
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F1とくらべると、とにかく収量が少ない、
しかし伝統野菜だから絶やしたらもったいないと思って
栽培しているという。
9月22日に摘果した大きな果実を見せてもらった。
河野さんには、2012年に
東光寺大根の奥住喜則さんを紹介してもらっていて、
新聞記事も書いてくれた。
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同店は、2017年10月にグランドオープンして、
地元の農産物の他、国産の肉や総菜を販売する精肉店、
カフェレストランも入っていて、
オープン当時から所長を務めているという。
地元の伝統野菜支援についても改めてお願いした。