農林中央金総合研究所の古江晋也さんとお会いしたのは、6月の末に、JA東京中央会だった。
江戸東京野菜の復活普及には、JA東京グループ時代からの話をしたが、普及の現場も取材したいと云うので、足立区立保木間小学校での千住ネギの「命の伝達授業」も取材してもらった。
古江さんの原稿が掲載された経営実務は、10月号で10月1日に、出版社から送ってきた。
早速ブログで紹介するつもりだったが、発売中と云う事もあり、11月号の発売以後なら掲載OKと云うことで、本日、ブログに掲載となったが、同誌に掲載された原稿のPDFは古江さんを通して出版社より頂いた。
さて、東京都中央会と江戸東京野菜の取り組みだが、伝統野菜が相次いで姿を消しつつあった昭和の時代、「できるところからしよう」と始まったのが、伝統野菜の普及をしてきた指導者の方々に原稿を書いてもらったのが、「江戸東京ゆかりの野菜と花」で、江戸東京野菜のバイブルになっている。
江戸東京野菜には物語がある、それは「江戸は農業のハブ都市」と云う言い方を古江さんはしているが、全国各藩から集まった野菜のタネが、江戸の気候風土の中で普及され、江戸土産として全国に持ち帰られたからだ。
「江戸・東京の農業屋外説明板」を都内に50本も建立してある。中央会の取り組みだ。
それで終わりにはしなかった。江戸東京野菜推進委員会を設立し復活した江戸東京野菜を認定している。
地域の伝統野菜を復活普及していくには何をすべきかを、古江さんは紹介してくれている。