2020年11月04日

柏木小学校の屋上農園で、江戸東京野菜を利用したいという方々と、新たなご縁をいただいた。


新宿区立柏木小学校の竹村郷校長が取り組む屋上農園は7月に紹介したが、今年から袋植え栽培をしていて、各方面から注目を浴びている。

先日、5年生に江戸東京野菜の授業で、柏木小学校に行ったときに、竹村校長から11月1日に、銀座のビルで屋上菜園を指導している方が、視察に来ると聞いていたので、私も伺いますと、お伝えしていた。

恵比寿で、旬の食材に、薬膳の要素をプラスした安心・安全なお弁当や、お惣菜を販売している、阿部剛子さんは「あべよしこのおうちごはん」のスタッフ山本京子さんと来ていた。




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阿部さんは、竹村校長からいただいた、鳴子ウリ、寺島ナス、内藤カボチャ、伝統小松菜など、江戸東京野菜の物語を伝えながら、お料理を勧めているようで、美味しいというお客さんが増えているという。

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少し遅れて、ファーマーズシップの村上滋隆代表が来られた。





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銀座ロフトが屋上でハーブ栽培をしていることは、講談社の「FRaU」8月号に掲載されていたので、読んでいたが、

村上さん (食文化プロデューサー) は、アドバイザーとして銀座ロフトの入っているビルの屋上に使われていなかった畑があったのを、ロフトと三井不動産の協力をいただき、ハーブを植えさせていただき、屋上緑化の一環としてスタートさせたという。

そもそも村上さんは、ファーマーズシップの代表社員で、野菜の卸や小売りをしているそうで、銀座ロフトにも出店している。

村上さんは、江戸東京野菜にも注目しているそうで、江戸東京野菜の販売が出来ないものかとの相談を受けた。





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左から山本京子さん、阿部剛子さん、松井映梨加さん、溝渕由樹さん。

松井さんと溝渕さんが、最後にやってきた。
二人は、ベジタリアンやヴィーガンにクッキーを販売している、ovgo B.A.K.E.R(オブゴベーカー)のメンバーで、銀座ロフトでも販売しているとかで、村上さんとも、阿部さんとも顔馴染のようだつた。

お二人も、江戸東京野菜に興味を持ってくれていた。
野菜本来の味がする伝統野菜は、ベジタリアンやヴィーガンにも食べてもらいたい。

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竹村校長の話では、サトイモも袋では土の量が足りなかったようで、袋を大きくしないとダメだったという。
谷中ショウガについては、阿部さんは美味しかったと話していたが、竹村校長は、大葉を植えたら大葉は生育が良くたくさんとれたという。





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皆さんは、収穫体験もされた。
授業でも紹介した、早生の丸葉小松菜。
市販の小松菜と食べ比べてもらえは゛その美味しさはすぐわかる。
阿部さんは、使っていただいて好評だったようで、溝渕さん、松井さんの食後談をお聞きしたいものだ。

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超高層ビルを背景にした、柏木小学校の屋上農園は、カラスやハトがいたずらしに飛んで来るので、金網と金網を結んで縦横に針金が張ってあった。

竹村校長のお陰で、良いご縁が出来た。ありがとうございました。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | その他関連情報
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