渡戸さんは12月に全国農協観光協会主催と、
江戸東京野菜コンシェルジュ協会主催の江戸東京野菜の
収穫イベントが2回計画されているので、
9月に、栽培状況の話を伺いに行っている。
先日、東京都農産物品評会が開催されたが、渡戸さんは栽培している
下山千歳白菜と馬込三寸ニンジンを出品したが、
時期が早かったことから、各賞の受賞は、今年はできなかったが、
収穫イベントでは期待できる。
ノラボウ菜と下山千歳白菜
ノラボウ菜は、早くて2月から収穫期になるが、葉の香りが良いと、
レストランのシェフは、寒さ厳しい12月になるとノラボウ菜の葉を、
ミキサーにかけてソースなどに使うと聞いたことがある。
下山千歳白菜は、昭和28年、世田谷区北烏山の篤農家・下山義雄氏が
育成した耐病性品種だった。
その後、お勤めを退職したご子息の繁雄さんが栽培を継続していたが、
繁雄さんのお母様が他界されたことで相続が発生し、
現在、下山千歳白菜の発祥の畑は住宅に代わってしまった。
現在、下山千歳白菜は渡戸秀行さんと、
下山家に近い三鷹市の冨澤剛さんだけになってしまった。
亀戸大根の特徴は茎の白さ。
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練馬大根も順調な生育を見せている。
収穫体験で皆さんが苦労をされるのが目に浮かびます。
今この程度なら大丈夫だろう。
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滝野川系のゴボウ、渡辺早生ゴボウも順調だが、
これは、収穫体験外の作物で、これ以外にも三河島菜がある。
シントリ菜は非結球のちりめん白菜で、その名の起こりは物語として、
ジャパンハーブソサエティー(JHS)の、広報紙に書いている。
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東京べかなも蒔かれていた。
東京べかなは、固定種の伝統野菜で、
江戸東京野菜の登録の候補になっている。
東京べかなも非結球の白菜、山東菜の小型種で、生育の良さと、
癖の無い味が好まれていて、NASAの国際宇宙ステーション(ISS)で
試験栽培をされていることは、当ブログでも紹介している。
それにしても、山分けの収穫体験は楽しだ。