地元の伝統野菜「内藤カボチャ」の栽培は恒例となっているが、
5年生は地域の人たちに知ってもらう活動をしている。
今年は、地域の人たちへの広報活動の前に、
全校生徒317名に知ってもらう必要があると、
学校給食でみんなに食べてもらうことを考えたようだ。
そこで、メニューをいろいろと考えたようだが、
西洋カボチャがホクホク系なのに対して、内藤カボチャはネットリ系、
この違いを知ったうえでの料理が検討された。
須之内詠世栄養士にも相談して、収穫した大きな内藤カボチャで
試作をしてもらったと聞いている。
上の画像をタップする
11月の「給食だより」
11月17日(火) 内藤かぼちゃプリン
今年5年生の担任になった𠮷田順子教諭(右)と、川ア香澄教諭。
今年は、長雨と日照不足、その後の猛暑と
プロの農家でさえ栽培は難しかった。
特に、雄花と雌花のタイミングが合わず、実がつかなかったのには、
先生方も心配されていた。
上の画像をタップする
5年生が、来年栽培に取り組む4年生に伝えることをまとめた資料。
5年1組のポスター
5年2組のポスター
調べたことなどを発表するのかと思ったら、
私へのメーセージを各班が書いてくれた。
今回は栽培した5年生だけてなく、
全校生徒が食べるには、不足するので、
農家が栽培した内藤カボチャを提供したことを喜んでくれたもの。
内藤カボチャの歴史や魅力について教えてくださった時は
とてもくわしく知ることができて・・・
江戸東京野菜の話を聞いてから興味を持ち、
ネットで色々調べたという。
カボチャのキャラクターを作ったようだ。
カボチャの妖精・カボーチャ
一番前の席を用意してくれたので、見せてもらったが、
児童たちに内藤カボチャの歴史文化が伝わったようで・・・・、
上の画像をタップする
徳川家康に、屋敷地を貰った内藤清成の話などは、
上手な絵をかいて寸劇などもあり良くできていた。
内藤カボチャのクイズなどもある。
そんなところに、須之内栄養士が挨拶に来られ、お礼を言われた。
五目味噌うどんも、野菜のポン酢和えもおいしかったが、
児童たちは、プリンをチョットずつ味わって食べていた。
上の画像をタップする
後日、川崎教諭から、メールをいただいたが
「5年生の児童だけでなく、他学年の児童からも
"おいしかった!また食べたい!" などの声が上がりました。」
それは良かった。
6年生は、昨年食べているが、
1年生から4年生までに食べさせてあげたいという、5年生の優しさが、
下級生にも伝わったようだ。