先日、南青山のアトリエ・グーで、料理研究家の林幸子先生が『新・江戸蕎麦ごちそう帳』、品川カブのお蕎麦を作っていただくことになっていたが、1時間ほど早く出て、アトリエの裏にある根津美術館に行ってきた。
初代根津嘉一郎の遺志により財団を創立して80周年記念特別展として「国宝・重要文化財」が開催されていた。
新型コロナウィルスの感染拡大防止のために、入館に際して、検温や、マスク着用、手指の消毒のこまめな手洗い等の他、入管申込書に個人情報を書かされた。感染者が出た場合の追跡調査のためのようだ。
金明竹の竹林が和の落ち着いた雰囲気を醸し出している竹の廊下。
常設階から降りてきたら、庭の紅葉が美しかったので、庭園の案内に沿って歩いた。
美術館から遊歩道は、くねくねと下っていく。
さすがに、根津嘉一郎が集めた石仏等が、庭園のポイントとして各所に置かれていて、樹々の間から見える紅葉に、奥行きのある庭園が感じられる。
google mapで見ると、この辺りだけ、樹木が繁茂して庭園を形成している。
都心には、墓地が多いが、庭園の隣は、永平寺別院の長谷寺となっている。
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庭園には、湧水が西から東へ伸びる、細長い池を満たしていた。
池には屋形船が浮かんでした。
庭園内には、弘仁亭・無事庵 、閑中庵・牛部屋などがあるが、池を渡ると、唐渡天神、薬師堂、などがあるようだが、
アトリエグーへ伺う約束の時間が迫っていたので行けまで行って、戻ってきたが、四季折々の美しさがあるようなので、改めて来ようと思っている。