2020年12月02日

江戸城濠大根の採種をしている渡邊さんが、試しに抜いて味わったら、辛かったとの電話が入った。


江戸城濠大根の採種をしている渡邊和嘉さんが、
試しに抜いて味わったら、辛かったとの電話が入った。

昨年の9月に、江戸ソバリエ協会のほしひかる理事長に
紹介していただいて、巣鴨の「栃の木や」の内藤厚顧問に、
試食
していただいた時には、辛さが好評だったことから、

更科堀井の秋の会では、メニューにはないものの、
大根おろしで使ってもらって
それを食べた世田谷の青果商・森田哲也さんが漬物を作ってくれた。

このようなことから、今年の2月17日18日に、更科堀井の冬の会で、
江戸城濠大根が正式デビューだったが、食べた方々からは、
大竹が言うほど辛くない、という評価だった。

会場には渡邉さんもいて、確かにあまり辛くなく、
2人でがっかりしたものだった。






1-1.JPG

今回、食べてみて、辛かったことを、渡邉さんは分析していた。

これまで、辛かったのは12月までで、2月に入る頃は抽苔で
花芽が出る頃で、この時期は辛さが抜けてしまうようだという。

上の画像をタップする







2-1.JPG

江戸城濠大根は、桜田の浜(現外桜田門)に生えていたハマ大根が、
お壕の土塁に種を飛ばしたのは、江戸以前、
いつの時代か分からないが、
今では外桜田門から半蔵門までに生えている。

上の画像をタツプする
夏に鳴子ウリ(江戸東京野菜)でかき氷を作った、
「小料理石井」の石井公平さんから注文が来ているので、
納品するところだという。


posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸城 濠大根
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