日野市の伝統野菜「東光寺大根」の栽培をしている奥住善則さん(59歳)から、電話をいただいた。
奥住さんがこれまでコツコツと播種をしてきたが、ブログ上で紹介していなかったので、8月に紹介している。
奥住さんが栽培している東光寺大根の生育を見てきたが、収穫する頃に連絡を貰うように依頼していたものだ。
奥住さんは収穫する都度ハウス内で干しているが、夜間はボイラーを使っているから4〜5日で干しあげる。
生の大根を干すのは重労働で、昔は露天で陽が出てから大根を干し、夕方には下ろして霜が当たらないように筵を掛ける。
こんな作業が1週間から、10日程かかるが、奥住さんはハウス内で干すから、干しっぱなしにしているという。
干し大根にするのは、2000本ほどで、伺った時は、今干している大根が最後だと云う。
奥住さんのお客さんは、昔から何年も続いている方で、9月頃に注文が入る。それでも高齢化で、車で取りに来られなくなって、現在車で取りに来る固定客は20人ぐらいだが、テレビで見たなどのお客が10数人という。後2-3人分が残っていた。
折れた大根は、切り干として、剥くようにして切り、ぶら下げてあったが、これは自宅用。
善則さんは畑に野菜を取りに行くと云って出かけたが、お父さんの茂さん(88歳)が、切干しを見せてくれた、
家庭でたくあんにするには、「麹漬けの素」も良いが、「たくあん漬の素」は、風味が良く漬かると教えてくれた。
お母さんが、ネギの袋詰めをしていた。
ネギは、F1種のようだが葉まで柔らかそうだ。