今年も連日のようにメディアの取材を受けている。
先日、東光寺大根の奥住善則さんを紹介したが、
練馬大根の干し大根の事が気になって、渡戸さんに電話をすると、
今が最盛期だと云うので、練馬の光が丘まで行ったついでに
足を延ばして伺った。
渡戸さんは、3000本の練馬大根を栽培していて、
すでに出荷したものがあるが、
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現在、干してあるのが2300本ほど、
畑には500本ほどが残っているという。
かつて、練馬では12月になると練馬大根は全て引抜かれ、
農地は乾燥場となり丸太で作られた矢来に、
大根はつるされ干し場となる。
練馬から板橋、北区の滝野川あたりまで練馬大根が栽培され
この季節の城北の風物となっていた。
干した日が11月28日と12月1日で、これから2週間を目安に干す。
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手作りの道具らしいのがあったので話を聞いてみると、
干し大根の荷造り用だと云うので、
渡戸さんにお願いしてやってもらった。
現在、地元の漬物屋さんに依頼されているのが毎年1600本ほどで
これから干しあがる順に納品する。
渡戸さんのお宅でも700本〜800本ほどを漬けるようで、
クリスマスの頃に漬かるという。
昔から使っていたのが一本いっぽん洗う機械で2台持っているが、
結構大変なので、昨年新しい機械を導入したという。
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「エース8」は、”大根連続自動洗機” というもの。初めて見た。
これも渡戸さんにやって見せてもらった。
泥大根を横にして入れると、
ぐるぐると回って泥が落とされて大根は水場に落ちる。
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