深大寺在来蕎麦の収穫作業は、11月27日に終わり、乾燥に入ったことは紹介している。
乾燥場は、深大寺世話人の中山義信氏のビニールハウスで、12月の中旬には脱穀をすると伺っていたが、日程はまだ決まっていなかった。
深大寺一味会の林田堯瞬事務局長から13日メールをいただいた。
予定していた行事が中止となり、急遽脱穀を行ったという。
張堂興昭住職を始めとする僧侶10名と、急な呼び掛けのなか一味会のメンバー5名が参加された。
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かに山で収穫した蕎麦は、露天で乾燥させていたが、雨に当たったこともあったので一部を残して、ハウスに持ち込み脱穀を行っている。
脱穀には木の棒を使って、たたいて実を枝から落とした。
メールには「良く乾燥し、簡単に実を落とすことができました」と
今回の、脱穀作業も、張堂住職(写真左手前)の陣頭指揮で行われた。
毎年、12月に深大寺在来をそばにして味わう「深大寺そばを味わう集い」に招かれていたが、今年は新型コロナウィルスの感染拡大が収まらず、終息が未だに見えない状況下で「中止とさせて頂きます。」とのお手紙をいただいた。
このような状況下で、第88世住職の張堂完俊大僧正の本葬も行われていない。
収穫した蕎麦は、寒挽きするが、寒の時期に製粉したものは良い状態で保存が可能だから、
完俊大僧正の一周忌あたりを目途に、そばを食べ、偲ぶ機会を企画したい、とお手紙にはあった。
尚 深大寺の初詣期間は、1月1日より2月14日(旧暦1月3日)として、
分散参拝を呼びかけられている。