2020年12月23日

江戸美学研究会が発行する「江戸帖」の2021年版が発行されている。


江戸美学研究会が発行する「江戸帖」の2021年版が発行されている。

スケジュールページには旧暦や六曜、十干十二支、二十四節気
七十二候、月齢、季節の行事などのほか、江戸のミニコラムを掲載。

一年を通じて江戸の美意識を身近に感じられる手帖は、
愛用者が多い。



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上の画像をタップする
2021年版『江戸帖』の仕様は、判型:B6サイズ / 全224頁 /
オールカラー / ダイジェスト英訳 / 隠しポケット付き

江戸コラムには、江戸の甘味として「真桑瓜」や「焼芋」もある。






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廣重の「名所江戸百景 びくにはし雪中」には、右側に焼芋屋が
描かれている。

上の画像をタップする
「丸やき 十三里」の文字、栗(九里)より(四里)旨い十三里。
と洒落たものだが、
九里と四里を合わせて十三里は焼芋の事、しかも川越芋の事で、
当時、江戸から川越までは、十三里と云われていた。

近年、正確に測ったら十一里だったという調査があったが、
江戸っ子に「野暮なことを云うな!」とどやされそうだ。

「びくにはし」、比丘尼橋は京橋川に架かる橋だ。
今は埋め立てられたが、京橋川は運河で外堀と繋がっていた。

江戸東京野菜めぐりのバスツアーで京橋大根河岸に集合して、
鍛冶橋のバス乗り場まで歩いて行く途中が比丘尼橋で、
現在の西銀座ジャンクションの辺りだ。

尚 江戸での甘藷試作地でも紹介したが、 
監修をした「サツマイモ大図鑑(あかね書房)」の予約が始まった。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | さつまいも
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