東京大学大学院農学生命科学附属生態調和農学機構、
正式名称は長いが、昔から地域では「東大農場」と呼んでいた。
長女が幼稚園の頃、田無のマンションに住んでいたから、
休日には市民に公開していた東大農場は、
牧場もあったからよく牛を見に行ったものだ。
先日近くまで行ったことから、東大農場の職員として、
江戸東京野菜の栽培にも取り組んでいる
手島英敏さんに電話をしてみた。
11月だったか、近くまで行ったので電話をすると、
会議だったようで出られなかった。
思い付きで電話をしているからやむを得ないが、
今回は、すくに返信があって「待っています!」と云うので、
10分後に正門の前で待ち合わせした。
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手島さんが案内してくれたのは、
千住一本ネギと砂村一本ネギの採種地
タネは、2015年に馬込大太三寸人参を守り継いできた河原良助氏から
依頼されて、同農場の河鰭実之(かわばたさねゆき)教授
に納めたものである。
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既に引抜いて、良い形のニンジンを選び出して、
採種用に埋め戻してあった。
葉は霜で枯れていた(写真左)が、問題はない。
形の良い、ニンジンで、馬込三寸ニンジンは、
手島さんのもとで、引き継がれているように思えた。