2021年01月10日

鎌倉大根の選抜と固定試験を行っている神奈川県農業技術センターの原研究課長を訪ねた。


神奈川県農業技術センターには、依頼されて江戸東京野菜の取り組みについて話に来たことがあり、久しぶりに伺った。

同センターの原康明研究課長は、鎌倉大根について研究者の立場で協力いただいてきた。

新型コロナウィルスの発症以前の2019年に開催された、鎌倉大根の収穫祭では、原課長が、令和2年度から実施する、鎌倉大根の選抜と固定試験のため、農業技術センターで技術予備の試験栽培を実施していることを紹介してくれた。

2020年に収穫した状況は、同ブログで紹介している。






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今回、原課長から招かれたのは、研究課長のポストは3月まで、4月からは異動が決まっていることから、次に引き継ぐにしても、この時点で採種する鎌倉大根を、形で選んでおこうと云うもの。

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鎌倉大根は、県農業技術センターの9号圃で栽培されていた。

参加者は、鎌倉市佐助の大根料理「福来鳥」の女将・佐藤エダさん。
草木染の技法で鎌倉大根の葉を使った染を普及している、渡邉公子先生と、ご子息の宝塚大学の渡邉哲意教授。

鎌倉大根を自家菜園で栽培している鈴木茂生さんの皆さん。





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センターの坂上さんと、石川さんが原課長の指示で抜いてくれていたが、枝根がたくさん出ているので、なかなか抜けずに苦労して、スコップなども使って抜いたようだつた。

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渡邉哲意教授は、公子先生が草木染の素材として鎌倉大根を活用していることから、鎌倉大根を知ることとなり、現在では鎌倉大根の良き、理解者と共に支援者でもある。





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笹野さんが栽培した大根のタネを播種
各畦から、6本ぐらい選んでくださいという、原先生の指示で、笹野さんが栽培している鎌倉大根のタネから生育したものの中には、三浦大根と交雑したようなタイプもあった。

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由比ガ浜の鎌倉大根。
笹野さんが栽培しているのも、福来鳥の畑の大根も由比ガ浜のハマダイコンだが、畑で何年か栽培してきたことから、由比ガ浜のハマダイコンとは太さなど異なるのが多い。
由比ガ浜でも、白花、紫の色が入ったもの、葉の茎に紫の色が入ったもの等があるが。
センターの圃場の、ハマダイコンは葉の茎が紫の色が入ったものだった。
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福来鳥の畑で栽培しているものの中から採種したタネで栽培した。
比較的、形がそろっていた。

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中には、抽苔して蕾を持っているものも幾つがあった。

追録

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鈴木さん(左)は、自分で栽培した鎌倉大根を原課長にアドバイスをもらうために、持参していた。

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鈴木さんは、鎌倉大根を栽培する方々の中でも、毎年収穫祭の品評会に出展していて、良い成績を残している。




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鎌倉大根が栽培されていた隣に、三浦大根のF1の中葉種が栽培されていた。

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「福来鳥」の女将が、中葉種を分けてもらいたいと原課長にお願いすると。
ただというわけにはいかないがとして、参加者一人一本で分けていただいた。




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センターで栽培されていた、三浦大根が収穫されて職員によって洗われていた。
F1種だが、三浦大根の特徴がよく表れていた。

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帰りにセンターの裏門から、表に出ると、農家が栽培する大根畑が広がっていた。
遠くに相模湾が見える。

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正面は大磯あたりか、鎌倉は右の方になるという。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 伝説の鎌倉大根
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