新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために、政府は緊急事態宣言を発令したので、自宅待機につき、これまで掲載していなかった情報を紹介する。
上野の国立科学博物館において、昨年の2月から開催予定だった特別展が、新型コロナの関係で延期を強いられていた。
6月まで待っていたが状況は変わらなかったことから、結果的に「和食 〜日本の自然、人々の知恵〜」は中止になってしまった。
江戸東京野菜の中でも代表的な大根
「練馬大根、亀戸大根、大蔵大根」の提供を依頼されていた。
何でも、全国から25種の大根を集めてサンプルを作るそうで、
果菜里屋(青果商)の高橋廣道さんに届けてもらっていた。
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6月になって練馬大根、亀戸大根、大蔵大根など、かたづける前に
飾り付けられた会場を、協力者として見せていただいた。
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江戸東京野菜の原種、
〇古墳時代以前、ショウガ(南アジア)
〇弥生時代以前、 大根(ヨーロッパ)
〇飛鳥・奈良時代、ナス(南アジア)、ネギ(東アジア)
〇平安・鎌倉時代、キュウリ(南アジア)、エンドウ(中央アジア)、
ゴボウ(東アジア)
〇室町・安土桃山時代、ジャガイモ(南アメリカ)、
トウガラシ(中央アメリカ)、日本カボチャ(中央アメリカ)
〇江戸時代、白菜(ヨーロッパ)、ニンジン(中東)、
孟宗竹の筍(東アジア)、
孟宗竹は江戸時代に中国から琉球経由で薩摩に入っている。
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「代表的な地ダイコン産地の分布」として
練馬大根、亀戸大根、大蔵大根、美濃早生大根(板橋区)、
二年子大根(荒川区)
東京ベカナの栽培をINSで行ったことから、興味深い展示だった。
「宇宙でも、やっぱり和食」
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「2040年には月面で1,000人が生活する。
こうした想定のもと、JAXA(宇宙航空研究開発機構)などが
企画・運営するプロジェクト「Space Food X」では
食関連の企業や大学などが参加して、宇宙での長期滞在を想定した
シナリオなどの検討を進めている。」とある。
会場には、東京家政学院町田キャンパスの生活文化博物館や
深川江戸資料館の資料なども展示されていた。
追伸
展示を見た後は、高橋さんや、草間代表たちと、
不忍池の畔にある、東天紅に移った。