昨年は、江戸東京野菜で福神漬けを作ろうと、
ナタマメの採種を行ったことは紹介した。
色々と分からないことが多かったが、教えてくれる方が見つかった。
古いデータを見ていたら、南大泉の永井農園の永井昭さんが
ナタマメを栽培していた写真(2013年8月23日撮影)が出てきた。
その時は、詳しく聞いていないが、永井さんは友人からもらった
と言っていたので、改めて電話をして聞いてみた。
播種するのは、4月から6月で、収穫は8月初旬から中旬で、
この写真は採種用だという。
したがって、渡邉さんはぎりぎり間に合った。
連作や酸性土壌はだめで、石灰を蒔いて耕しておくという。
写真のように大きくなると毒性が生ずるという。
福神漬で食べた、10p〜15pの若採りは問題ないが、
完熟したものは毒抜きが必要だという。
2-3日水に浸してあくを抜き、水に少量の塩をいれて5分ほど沸騰、
粗熱をとってから再度沸騰を2-3回繰り返すことで毒は抜ける。
胡麻和えや、サラダなど食感が楽しめるそうだ。、
福神漬に入れることも分かった。
日本には江戸初期に、薩摩藩に伝わり、
現在は鹿児島が大産地になっている。
鹿児島では成長が早いことから、昔から縁起の良い野菜と
云われていたことから、福神漬に使われているという。
棚の下でくつろいでいた。
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永井さんは、都市農業のあり方を実践している方で、
だいぶ前になるが、カブトムシの飼育を紹介している。
ブログで紹介を始めたことから、アイパッドを購入したことも
紹介したが、その後、失礼していた。