2021年02月20日

あきる野市でブランド牛「秋川牛」を育成している竹内牧場の竹内親子にお会いしてきた。


先日、奥多摩ワサビの現状を紹介したが、その流れで、あきる野の竹内牧場に立ち寄ったもの。

前回来たのは2016年で、三國清三シェフが料理人人生30年を記念して、出版した「ジャボニゼ」の撮影で来て以来だった。

その後、六本木のグランドハイアット東京の4階、鉄板焼き「けやき坂」の本多良信シェフが、オリジナル黒毛和牛の「けやき坂ビーフ」として、使ってくれている。






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お父さんの孝司さんに、久しぶりのご挨拶だったが、新型コロナの影響で、牛肉の需要が低迷しているだけに、元気がなかった。

渡邉和嘉さんは、かつて練馬で竹内牧場の堆肥を買っていたことがあったので、竹内さんも覚えていた。

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子牛の購入価格は上がっていて、去勢牛で90万、メス牛で80万と言っていた。
オスの去勢牛は大きくなるから、値が高いが、竹内さんはメス牛を買い、大きく育てる。

「仲間が、竹内さんは何を食わせて大きく育ててるんだ。とよく聞かれるが、俺は大きく育つメスを見る目があるんだ」と語っていた。

今年も、岩手から黒毛和牛のメスを30頭ほど購入してきたが、年間を通して何回も行って30頭ぐらいずつ買ってきて、安定生産、安定出荷を心がけていた。

牛には旨い水を飲ませていると、同牧場では、湧水を飲ませている。

収入の安定確保から、最近は芝浦と共に横浜にも出荷しているという。





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後継者の孝英さんにもお会いしたが、750キロクラスの出荷直前の牛も広い方の牧舎の中にいた。

孝英さんは、ひとりで牛を積んで芝浦、横浜に出荷をしているようだ。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京の農業と農業者達
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