先月、一般社団法人Che foo Do(シェフード)の地域コンテンツ統括マネージャーの辻本和男さんの企画で、築地キッチンスタジオから、江戸東京野菜の調理実習と江戸東京野菜講座が行われたことは、紹介した。
その後、辻本さんから、3月14日(日)に、日本女子体育大学スポーツ科学科の皆さんに江戸東京野菜のお話を依頼された。
この企画では、前の週に代官山にある創作フレンチレストラン「ル・ジャポン」のオーナー中田耕一郎シェフによる、江戸東京野菜を使った、お弁当が配られ、食べていただいている。
昨年11月に開催された全日本新体操選手権大会で72回と73回の二年連続優勝の垂れ幕がつり下げられていた。
同大学は、世田谷区千歳烏山にあることから、多摩都市モノレールで高幡不動まで来て、京王線に乗り換えたが、前日の雨が嘘のように晴れ渡り、途中、砂川七番から見る富士は大きかった。
依頼された授業は、コロナの影響により、Zoomによる授業で、スポーツ科学科の古泉佳代准教授・博士(教育学)の研究室で、パソコンの前に座った。
古泉先生に紹介されて、栄養学の科目を受ける30名の生徒さんに向かって「江戸東京野菜には物語がある」を話した。
古泉准教授の話では、受講者は、全員がアスリートで、中には三段跳びで、日本のトップアスリートになった選手もいると伺った。
同大学には、千歳烏山で下車して、バスで向かうが、途中、下山千歳白菜が生まれた、下山家の屋敷林の脇をバスで通ってくるから、身近に感じてもらう意味もあって、市民緑地に屋敷林がなっていることを紹介した。
他には伝統大蔵大根も復活し、世田谷で栽培されていることも加えた。
古泉先生からは、江戸東京野菜等の栄養学的説明は、あったようなので省いたが、練馬大根、亀戸大根、伝統大蔵大根、下山千歳白菜、伝統小松菜、馬込三寸ニンジン、千住ネギ、東京ウド、滝野川ゴボウについて、紹介した。
Zoomでの授業は、生徒たちの反応がわからないので、淡々と話すだけだった。
古泉先生は、Zoomでつながっている生徒たちに語り掛けていた。
今回、シェフードの辻本さんは、自宅のある新潟からZoomで授業を聞いてくれた。
研究室内では、黒澤法導事業統括マネージャーと、築地キッチンスタジオ中西由紀館長が対応していて、
最後に、生徒たちには黒澤さんから、シェフードとしての挨拶があった。
15日だったか、テレビを見ていたら土屋太鳳さんが日本女子体育大学体育学部運動科学科舞踊学専攻を8年かけて卒業したと報道していた。
太鳳さんも日本女子体育大学で学んでいたんだ!、
学生時代、二階堂学園の役員のお嬢さんという二階堂幸子さん(東京農大の3年後輩・栄養科)が、一緒のボランティアグループにいたのを思い出した。55-56年前の話しだ。