今年の2月に、石川敏之さんを誘って檜原のメープルシロップのイタヤカエデの樹液を採取する檜原の鈴木留次郎さんについていったが、イタヤカエデが芽吹くころに来ようと約束をしていた。
今、桜が見ごろだと鈴木さんから電話が来たので、急遽、翌日に行くことになったが、石川さんに電話をすると、朝4時半から「みつばちファーム」の皆さんと採蜜に行くことになっているので、終わったら追い駆けるといって、途中から参加された。
みつばちファーム・(有)健康自然工房は、石川さんの「ゆつくり農緑」の近くにあって、前に伺って犬飼博オーナーの話を聞いている、
同社の蜜箱は多摩の各地に置かれているが、今回は八王子と、あきる野市の蜜蜂の巣を持ち帰った。
作業は、犬飼社長と社員2人、それに石川さんが加わった。
石川さんは昨年お手伝いをしたことから、今年は、お誘いがあったという。
蜜箱を開けると、すぐ燻煙器で蜂をおとなしくさせる。
一枚いちまいの巣にたかる蜜蜂を、丁寧に払い、代わりに持参した空の蜂の巣と入れ替えにセットする。
檜原の山と異なり、さくらは葉桜になり始めたことから、この時期は「さくらの蜜」になる。
「さくらの蜜は、桜の華やかな香りが感じられ濃厚な味わいです。気候の影響で採蜜量に毎年幅があり希少な蜂蜜です。紅茶やコーヒーなどにも合います。」
工房に持ち帰った蜂の巣は分離機で蜂蜜を絞り出す。
搾りたての蜂蜜には、巣のごみや蜜ろうなども入っているから、濾過するが、濾過する前の蜂蜜をいただいた。
練馬で養蜂業を営む遠藤正明さんも、みつばちファームで、ノウハウを学んだと聞いている。