読売新聞東京本社教育ネットワーク事務局の田中孝宏アドバイザーからメールを頂いた。
練馬にある東京女子学院高等学校(野口潔人校長)の先生が小松菜づくりに挑戦しているが、いろいろアドバイスが聞きたいということで、大竹さんのお話をしたところ、江戸野菜にも興味があるということで、紹介したい。とあった。
願ってもないことなので、よろしくとお願いした。
田中アドバイザーには、10年前にも、亀戸大根の復活普及でお世話になっている。
後日、東京女子学院高等学校の保積栄理先生(家庭科教員)からメールをいただいた。
お話では、2019年度に「フードカルチャーコース」を立ち上げ、現在1年生は20名、2年生が23名、受講していて、今回は2年生が対象となる。
「狭いスペースではありますが、校内で野菜を栽培したり、流通や加工、調理、栄養、食文化など、食について幅広く学んでおります。」ということなので、日程を伺って、江戸東京・伝統野菜研究会の渡邉和嘉副代表と2人で伺った。
東京女子学院は西武新宿線の武蔵関駅から数分のところにあるから、自宅から新宿方面に出かける時には同校の前を通過する。
打ち合わせをする前に、学校法人東京女子学院の碓田聖史理事長にご挨拶をすることができたが、江戸東京野菜を授業に取り入れることに、理解をいただいていた。
保積先生が、狭いスペースとおっしゃっていたが、この時期、サヤエンドウが実をつけていた。
赤いネットが張ってあったが、これまで交配種の小松菜を栽培していたそうだ。
江戸東京野菜の伝統小松菜との栽培比較や、味の比較などもしてみたいとおっしゃっていた。
2019年に「フードカルチャーコース」を立ち上げ、今年度で3年目だから、初年度の学生は高校3年生になっている。
調理教室で保積先生のお話を伺ったが、
こちらからの提案として、連休明けに寺島ナスの定植、9月初めには地元の伝統野菜、練馬大根の播種、10月には伝統小松菜と交配種の小松菜の栽培を行う、食べ比べのために。
これらのリスクについては、村田農園で渡邉さんが栽培することなどを提案。
5月の連休明けの定植のため、事前に生徒による耕作や、
寺島ナス苗は、2人で1本を管理することで12本を用意する。
10日9:45から「江戸東京野菜について」の講義を60分、その後、寺島ナス苗の定植作業を75分の配分で行うこととなった。