2021年05月23日

「総本家更科堀井」立川店の河合孝義店長を、江戸東京野菜の農園に案内した。


先日、「立川産のうど」を使って「立川うど 更科冷やしそば」を提供していた、伊勢丹8階の「総本家更科堀井」立川店の河合孝義店長が、一度、江戸東京野菜の栽培している畑を見せてもらいたいと云われていた。

立川から多摩モノレールで5駅目、玉川上水で待ち合わせをしたが、江戸東京野菜に興味を持っている、接客係の涌井蕗子さんを連れてこられた。





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河合さんは、これまで更科堀井四季の会で5年、江戸東京野菜の料理を作ってきたことから、産地や生産者に会いたいと言っていて、

6月には寺島ナスのそばを出したいというので、私が口で言うより、寺島ナスの栽培の様子を確認してもらった方が、良いだろうと案内したもの。

立川市幸町の清水丈雄さんは、各種のナスを作っていて、清水さんの寺島ナスは、定評があり

更科堀井では、季節になると「寺島そば」として寺島ナスの揚げ浸しと、江戸甘みその鴨そぼろ餡を冷やかけで出していた。

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どれも、花は一つ咲いていたが、まだ苗の段階だということは、理解したようだ。






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清水さんのハウスも見せてもらった。

寺島ナスは、星野直治さんの接ぎ木苗を使っているが、それ以外は清水さんが苗づくりをしている。

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キュウリの接ぎ木苗は、当初は自分の畑用に作っていたが、清水さんの苗が良いことが生産者達に伝わり、

農家が苗を買いに来るようになったことから、苗づくりが忙しくなり、ナスの定植が遅れるようになったとこぼしていた。

カボチャの台木にキュウリを接いでいることを説明する清水さん。





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トマトのハウスも見せてくれた。
このハウスには、日本原産種のクロマルハナバチを放っていて、トマトの受粉作業を蜂に任せている。

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蜂が受粉した後を説明してくれたが、二人は盛んに質問をしていた。






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小平の岸野昌さんの畑に、先日、立ち寄ったとは、紹介したが、
畑を借りて大原賢士さんが、寺島ナスを栽培していると聞いていたので、岸野農園に案内した。

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大原さんは、ブロツコリーの収穫中で忙しくしていたが、寺島ナスの様子を見せてもらった。
清水さんのナスよりも小さい苗だったが、収穫が出来るようになったらと、協力を依頼した。






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岸野さんは、江戸東京野菜の滝野川ゴボウを栽培していて、更科堀井四季の会でも河合さんが調理している。

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1mもあるゴボウをどのように掘るのかと、質問していた。
岸野さんは、トレンチャーを見せたが、それ以外にも各種農機がそろっていたので説明していた。







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江戸東京野菜を欲しいがどこで買ったらいいかとの質問がよくある。
生産者から直接買うか、生産者の近くの直売所で販売している。

岸野さんの畑に行く途中に、JA東京むさしの小平支店のムーちゃん広場に寄ってみた。

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この季節、市民農園など野菜栽培をする市民が多いから、野菜苗が販売されていた。
店内では、東京野菜の端境期だが、東京ウドが販売されていた。

河合さんは、熱心に見て回ったが、また機会があれば案内すると、約束をした。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸東京野菜と生産者達
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