先日、石川敏之さんの畑「ゆっくり農緑」で待ち合わせをしたことは紹介した。
あきる野市の高尾で、大型のキヌサヤ「留原(ととはら)エンドウ」を栽培している河村郷子さんを紹介してくれるというので伺った。
今年、石川さんは地元のスーパーで河村さんに再会し、菜園の話から、何年も種をつなぐエンドウを栽培していると聞かされた。
数日後に、河村さんは留原エンドウを栽培している市毛和恵さん(写真左から2人目)たちを連れて、「ゆっくり農緑」を訪ねてきたことから、石川さんも河村さんの畑を訪ねたという。
そもそも石川さんは、檜原村やあきる野市で行われたイベントで陶芸家の河村さんと度々会うことがきっかけで、今回の発見に繋がった。
河村さんの菜園は、自宅前の道を渡った先にあった。
留原エンドウは、留原の旧姓小峰さんという方が、先代が栽培してきた種を35年前に受け継ぎ、それを頂いた友人の岡田さんから市毛さんが譲り受け7年、採種した種が昨年河村さんの許に・・・・、
河村さんは、今年初めて収穫したというから、50年以上は受け継がれてきたようだ。
エンドウには、赤花と紫花とがあり、一本からふたつ咲く。
この時期は、花は終わって種を膨らませていて、河村さんは採種用に残しているという。
河村さんは、「河村郷子」でfacebookに、取り組みなどを掲載していて、見せてもらったが、花や莢の計測写真等はお借りした。
この辺りは、あきる野市に合併(1995年)前は、五日市町だったが、主産の「ノラボウ菜」の陰に隠れていたようだ。
小峰さん、市毛さんにはお会いしたいと思っている。
河村さんは、こだわりの野菜栽培をされていて、「まくわうり選手権」をしているという。
江戸東京野菜にも、マクワウリは、府中御用ウリに、鳴子ウリ、小金井マクワ、そして本田(ほんでん)ウリの4種があるので、気になって、facebook を覗いた。
昨年のfacebookはここから
丁度、昼食の時間だったので、話題の店に石川さんに案内してもらった。
JR武蔵五日市駅近くの、うどんそばの「初後亭」に案内していただいた。
この時期は、そばは自家栽培だから無いということで、「自家栽培の饂飩」から”冷たいうどん” で、季節野菜のぶっかけうどん(大根おろしのせ)を注文したが、主人の思いが伝わってくる味だった。。
この店は「とうきょう特産食材使用店」だった。