2021年06月15日

梅雨の合間に、檜原の鈴木さんに誘われて、南秋川のほとりを歩いた。


檜原村の鈴木留次郎さんと、ジャガイモができる頃に、また伺いますと、4月に行ったときに約束していたが、鈴木さんから電話をいただき、11日に伺った。

若葉が出始めたころとは違い、梅雨の合間に晴れが続いていた。

鈴木さんには、これまで広い檜原村を案内してもらっているが、今回は鈴木さんのお宅の下を流れる南秋川のほとりに、山菜があるというので案内してもらった。






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この辺りの南秋川は、檜原村の三頭山の山懐から流れ出る流れに、北部の山懐からの北秋川が村役場の辺りで、合流して水量を増して流れている。

渡ってきた、吊り橋の辺りには釣り人が数人。
多摩川を遡上、拝島の先で秋川を上ったアユを釣っていた。

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蕾だった花筏は、花が咲き、果実になっていた。ユキノシタの葉は天ぷらで食べたが花が咲いていた。
河畔の斜面を指して、鈴木さんは「うるい」は、おひたしで美味しいと説明してくれた。





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東北などでは山菜として「うるい」が、流通しているが、「ギボシ」とも呼ばれている。

檜原では「うるい」と呼んで、4月ごろの若葉を摘んで、山菜として食べているという。

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河畔の斜面には群生していて、蕾が伸び始めたものから、花が咲いているものまで、楽しませてくれた。






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我が家には、昔からギボシの一種「タマノカンザシ」の鉢植えがあり、6月末から7月にかけて楽しんでいる。

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タマノカンザシは、夕方開き、朝閉じる。白色で大型の花は、百合のような香りがあり、総状に花をつける。
この時期、この花の匂いをかくのが楽しみにしている。

「玉の簪」は髪飾りだが、花の名前に付けたのは、タマノカンザシの清楚な形と云い、匂いと云い、簪をさした女性の後ろ髪をイメージしているのかもしれない。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 檜原村とあきる野市の農業
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