2021年06月26日

東京産野菜の調理実習として、ルバーブを活用することとなり、檜原村で受け取り学校に納品した。


先日、檜原村の鈴木留次郎さんの畑で栽培していたルバーブで
ジャムを作ったことは紹介した。

ルバーブが食用として日本に伝わったのは1920年代で、
長野県の野尻湖畔や軽井沢に導入されたが、
現在は長野県や北海道が主産地になっている。

檜原村では、20年前に檜原温泉センター「数馬の湯」の
山嵜源重センター長(現村議会議長)が、冷涼の檜原村は栽培に
向いているだろうと、導入を試みた。

品種は伝統的な「ビクトリア」は固定種で苗で導入している。






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鈴木さんの畑から、檜原城址(中央の山)を望む。
応永20年(西暦1413年)に平山氏の居城とされた。

檜原村は平らな所は少なく、平らな所には人家が建っているから、
畑は南秋川の谷に向かって、水はけの良い斜面に作られている。

上の画像をタップする
鈴木さんの畑も斜面で、野菜が栽培されていて、10年前に
普及をしていた山崎俊彦さんに勧められて、檜原の特産物になればと、

ルバーブを栽培し、村内の観光施設で販売している。






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ルバーブの畑には、切り取った大きな葉が、そのままになっていた。
ルバーブの茎は食物繊維質で、大腸がんの予防や便秘解消に効果的。

上の画像をタップする
東京女子学院高等学校のフードカルチャーコースでは、6月26日に、
江戸東京野菜の寺島ナスの栽培管理の指導と共に、東京産野菜の
調理実習として、ルバーブを活用することになり、

24日、鈴木さんに依頼していた25人分(400g×25人)を受けとりに
檜原村に伺い、折り返し同校に納品した。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 檜原村とあきる野市の農業
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