今年度から2年生には江戸東京野菜を始め東京の野菜を取り入れたいと、講師依頼をいただき、5月初めに、江戸東京野菜の寺島ナスの
定植作業等を行ったことは報告している。
江戸川区、葛飾区、足立区では小松菜など、回転率の高い、
葉物野菜などを、栽培している。
西の地域には、標高2000mの
山があり、中山間地帯では、ワサビやのらぼう菜等、
洋上1千キロの島々では、バナナをはじめ明日葉などの作物が
栽培されていて、
東京都中央卸売市場に入荷する一般野菜の殆んどが
東京でも栽培されている。
そのようなことから、予定されていた26日(月)の江戸東京野菜の
授業(1時間15分)では、寺島ナスの栽培管理と東京産野菜の
調理実習をとして、檜原村のルバーブを使った、
ジャムづくりの提案を行ったが、
保積先生の理解を得て、先日、檜原村のルバーブを納品している。
2グループに分けて、30分の入れ替え授業を行った。
栽培グループは渡邉和嘉さんが指導にあたった。
調理グループには、調理実習にあたって、
「檜原村のルバーブ」の説明をパワーポイントで行った。
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檜原村の位置、自然環境、そして日本におけるルバーブの歴史、
ルバーブの美容効果について等を説明してから、銘々がルバーブを
洗うことから始めた。
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銘々が洗ったルバーブを、計量(400g)しながら刻み、
砂糖200g(ルバーブ100gに対して砂糖50g)を加えた。
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ルバーブが溶け始めると、焦がさないように中火にして
へらでかき混ぜながら、ジャム状にしていく。
加熱12-3分で、ジャム状になったところで、とろ火だった火を止めて、粗熱を取るようにかき混ぜ、
30分の時間が経過したところで、着替えて、畑に・・・・。
栽培グループは、着替えて、調理室に入ってきたので、
生徒たちは入れ替わり、
再び、「檜原村のルバーブ」の説明から行った。
渡邉さんは何度か、同校の苗の状況を見に来ている。
今回は、寺島ナスの枝の誘引作業と、雑草の除去等を行っていた。
保積先生の話では、すでに寺島ナスの収穫は行っていて、生徒たちは順番に家に持ち帰り、市販のナスとの違いを実感しているという。
用意していただいたクラッカーにつけて食べた。
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生徒たちの反応は、ルバーブの酸味が美味しかったようで、保積先生の質問に感想を答えていた。
生徒たちは、学校が用意したタッパーに入れて持ち帰ったが、
りんごをすって入れたり、レモンを絞って入れても、美味しいと
説明していたので、持ち帰ったジャムを火にかけて、
試してみるとの生徒もいた。
追伸
次回は、
寺島ナスの収穫授業と、保積先生による、寺島ナスの調理実習を行う。
また今回は、都市農地支援センターが行う、「農」の機能発揮支援アドバイザー派遣事業のアドバイザーとして派遣された。