東京都農業振興事務所では、農家女性の地位向上のために、東京都内の農家女性をまとめて「東京都農家女性グループ連絡研究会」を、昭和59年(1984)に結成したが、平成12年にぎんなんネットに改名し、平成26年(2014)に30周年を迎えた。
ぎんなんネットのメンバーは、30年誌を発行するため、原稿や写真をまとめて事務局に預け、平成27年度の発行を目指していたが、このほどようやく送って頂いた。
会員組織の一つ、「八王子のぎくの会」では、同じ平成27年に、会員の力で記念誌を発行しただけに、
30年にわたる農家女性の活動記録が東京農業の歴史から欠落しまうのは避けなければならないと、
会長を初めとする会員女性の思いは強く、事務局(都)に要請してきたようだが、ようやくこのほど発行に結び付いた。
改めて、会長の挨拶や目次を見るとその活発な、活動内容がわかる。
当ブログでも紹介しているが
農作業事故をなくすためのハッピーリングの作成作業。(2011年1月)
活動は広がりを見せ、ハツピーリングを全国に広がった。(2012年11月)
ぎんなんネット学習会で寺島ナスの生産農家星野農園へ。(2015年6月)
ぎんなんネットの調理実習も充実していた。(2017年3月)
2021年6月30日に、30周年記念式典が37回の総会で行われ、全員がホットした顔で、記念誌を持って写っている。
ぎんなんネットの会員の中には、江戸東京野菜の栽培をされている方もいるが、多くの農家女性に知っていただくために、広告ページに、江戸東京野菜コンシェルジュ協会として、チラシを掲載していただいた。