檜原村の鈴木留次郎さんが、村の特産としてルバーブを栽培しているが、小平市にも10年前から栽培している宮寺光正さんに話を聞いた。
宮寺さんは、江戸東京野菜の復活の初期から取り組んでいただいているが、その頃ルバーブの栽培も始めたようだ。
長野県から導入したというので、詳しく聞いてみると、南諏訪の友人を訪ね遊びに行ったときに、ルバーブを栽培している友人が作ったジャムを頂いてすっかり気に入って、固定種のビクトリアを10株ほど分けてもらったという。
ルバーブは、夏でも涼しい地域に向いていて、小平では6月上旬から梅雨明けの7月中旬までが収穫期で、暑くなると枯れてしまうという。
また、涼しくなる10月になってから、再び芽を出し12月上旬までが収穫期になるという。
宮寺さんは、株分けをしながら栽培していて、現在20株ほど栽培しているという。
JA東京むさしの小平ファーマーズマーケット・ムーチャン広場に出荷している。
収穫期には300gの束を5束ほど、毎日出荷していてもその日に売り切れるという。