2021年07月27日

練馬区大泉の村田農園で江戸東京栽培をしている渡邉和嘉さんに話を聞いてきた。


江戸東京・伝統野菜研究会の渡邉和嘉副代表が、
先月行われたNPO法人江戸東京野菜コンシェルジュ協会の
総会で理事に就任した。

これまで、当研究会では副代表として育種等を担当されてきたので、
協会としても必要な人材なので、承認された。

日差しが厳しい中、先日、電話をすると
今日は大泉の村田農園にいるというので、寄ってみた。





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東京大越(オオシロ)ウリも、果実をつけていた。

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東京大越ウリは、渡邉さんの御尊父
渡邉正好氏が奈良漬加工用に改良した固定種。

村田農園では村田芳子さんが栽培しているもので、
かつて当ブログで紹介していた。

練馬では他に、加藤淳さんや相田さんが栽培している。






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雑司ヶ谷カボチャは、現在の豊島区雑司ヶ谷が発祥の地。

江戸市民の信仰が篤かった雑司ヶ谷鬼子母神の周辺で栽培され、
鬼子母神のお参りの土産に季節になると、
境内でも販売されていたという、代物。






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寺島ナスも、果実をたくさん付けていた。
このナスなど、一晩で成長した証、
ヘタから太陽の当たらない夜中に伸びた白線がまぶしい。

新・江戸蕎麦ごちそう帳」シリーズの食材としても使われる。

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内藤カボチャは、雑司ヶ谷カボチャとは離れた所で栽培されていた。

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追録

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イタリア料理ではよく使われるアーティチョークが残っていた。
アーティチョークは、大型のアザミで、和名はチョウセンアザミ

話を聞いてみると、これも芳子さんが栽培していたようで、
他にも、ビーツやヅッキーニなど、イタリアン野菜を栽培している。

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posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸東京野菜と生産者達
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