でも栄養教諭として、「きゅうしょくだより」や「メニュー開発」など
食育の普及推進にあたっている。
松屋栄養教諭は、江戸東京野菜に注目され、これまで地元の伝統野菜
「拝島ネギ」を給食に使っていて、今年もその予定だという。
昭島市学校給食共同調理場は、市内の小学校13校中8校の
給食を作っている。
玉川小学校(福島町2丁目)、東小学校(東町2丁目)、
光華小学校(昭和町4丁目)、成隣小学校(大神町4丁目)、
共成小学校(郷地町2丁目)、中神小学校(朝日町5丁目)
拝島第一小学校(拝島町1丁目)、拝島第三小学校(松原町3丁目)
江戸東京野菜の練馬大根を練馬区教育委員会が、早稲田ミョウガを
新宿区教育委員会が学校給食で使っているのと同じように、
昭島市では8校だが、拝島ネギを給食で使っていることに、感謝する。
松屋栄養教諭は、地産地消で昭島産の野菜を給食ばかりか、
家庭でも食べていただくように、「きゅうしょくだより」に、
「昭島の畑からこんにちは♪」のコーナーを設けている。
4月は、拝島ネギ(江戸東京野菜)、かぶ、春キャベツ
5月は、アスパラガス、小松菜や春大根に春キャベツ、トマト
6月は、玉ねぎ、インゲン、トマト、ナス
7月は、トマト、とうもろこし、八丈オクラ(江戸東京野菜)、
キュウリ、枝豆
実践として、12月に拝島ネギを扱う授業を実施するという。
上の画像をタップすると木野さん
江戸東京野菜のネギには、砂村ネギ、千住ネギ、拝島ネギとあるが、
2010年に砂村ネギの復活栽培した第五砂町小の銭元真規江栄養教諭が、
初めて種の伝達を実施したことは、
2015年足立区に広がり、足立区立の小学校では年々増加し、現在6校で
「命をつなぐ千住ネギの栽培授業」を実施している。
このことは、今年、農水省が令和2年度食育推進施策として、
取り上げてくれた。
このような事から、拝島ネギにおいても、「命をつなぐ授業」が
できないものだろうか。