2021年08月23日

「禍転じて福となす」新型コロナの終息を期待して、来春には「ちんや」再開が叶う見通し。よかった!。


ブログ「浅草ちんや六代目のすき焼きフルな日々」を、ご主人の住吉さんが、連載をしているが、2021年6月29日に、浅草「ちんや」閉店・長期休業(8月16日〜)のお知らせ、を掲載した。 驚いた!!

新型コロナの感染は、変異ウィルスの感染拡大となって、終息が見えない。
そのような中で、これまでの店は老朽化が酷く、耐震強度も不足していることから維持できなくなっての決断のようだ。

明治13年(1880)に浅草雷門で料理店として創業した「ちんや」は、それ以前、五代将軍綱吉も飼っていた愛玩犬「狆」のブリーダーで、獣医も兼ねていたことから、「ちんや」の名を以後伝えている老舗。

ご主人の住吉史彦さんは牛鍋屋になってから六代目で、すきや連の旗振り役で事務局長をされているので、お世話になっていた。





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江戸時代から明治時代に創業したお店で結成されている「東都のれん会」が、創業232年の更科堀井で「江戸東京野菜」を食べる会を開催したときに、参加いただいた。

そもそも「すきや連」とのご縁は、旗振り役の向笠千恵子先生に、今度、「ニューオータニの岡半」で第14回の「すきや連」があるからと、江戸東京野菜の卓話を依頼されたのがきっかけで、以後参加させていただいている。住吉さんもブログで報告していた。

そんなご縁の中で知ったが、住吉さんは、ブログのサブタイトルで〜このニッポンに再びスキヤキ文化を広めんと奮闘しています!〜、と詠って日々連載していて、2010年3月1日を第一回として、連載が始めたという。
実は「江戸東京野菜通信」は、奇しくも2010年3月8日から8日遅く今日まであとを追って日々連載している。







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すきや連、大阪開催は心斎橋の「はり重」さん、向笠先生から"なにわの伝統野菜"で、卓話をしてくれる方を紹介してほしいというので、難波ねぎの会の難波りんごさんを紹介し、難波ネギはすき焼きでいただいた。

関西は、柔らかいネギの葉を主に食べる。

すきや連は、14回以降、15回の彦根「千成亭」、16回の横浜「荒井屋」、17回の京都「モリタ屋」、18回の伊勢「豚捨」、19回の下仁田「常盤館」

この間江戸東京野菜のイベントと重なり欠席
23回の松坂「牛銀本店」、24回の八王子「坂福」、26回の福井「開花亭」、27回の米沢「吉亭」、28回の仙台「かとう」、29回の大阪「はり重」、30回の浅草「今半本店」、31回の丸の内「東京会館」に参加した。







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住吉さんの「刊行披露会・すき焼き懇親会のおしらせ」をいただいた。

住吉さんは、「江戸東京野菜の物語」として2020年5月13日に、書評を掲載してくれた。

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とうとう最終日の8月15日、ブログでは「千秋楽」としてあったが、発表以後、ちんやの味を、体に染み込ませておこうという、お客さんで千秋楽まで予約は満杯だったようだ。

ブログはどうなるのか、連載も千秋楽で千秋楽になってしまうのか、気になっていたが16日は「転禍為福」で、来春「ちんや」再開が叶いそうだと云う記述。よかった。

住吉さんは、「新店舗が安定軌道に乗るのは見届けたいと」とあることから、連載のブログは当分継続されるようだ。
これも楽しみにしたい。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | その他関連情報
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