と、江戸千住ネギをいただいたが、伝統野菜だから抽苔して
ねぎ坊主が出て苦労したと云っていた。
そうは云っても、江戸千住葱保存会の副会長だから柔らかい
ネギの葉先まで、きれいなものだった。
丁度、秋冬産のキャベツの定植も始まっていて、
目白通り沿いの広い畑にも定植をすると聞いていた。
一昨年、屋敷前の畑に、江戸千住を定植している。
先日、目白通り沿いを通ったら、キャベツが定植されていたが、
その先にネギも定植されていた。
上の画像をタツプする
井之口さんに聞くと、江戸東京野菜の江戸千住ネギだけでなく、
交配種の「夏扇」(サカタ)と、「ホワイトスター」(タキイ)で、
比較するために定植したという。
江戸千住ネギは、葉が柔らかく折れやすいことから栽培は難しいが、
作りやすいと生産者に人気の交配種を一緒に栽培することで、
伝統野菜の良さも明らかにしていこうというもので、
研究熱心な井之口さんならではだ。
一昨年に、自宅前で栽培していた写真は、タップして
見ていただいたが、畝は東西に切られ栽培されていた。
こちらの圃場では、目白通りに向かって南北に植えられていた。
今後、台風など強風が吹いた場合などの、巻いて吹くこともあり、
畝の切り方も影響すると思われる。