2021年08月25日

江戸千住ネギと、交配種との比較栽培に取り組む、井之口喜實夫さんの栽培が注目されている。


2週間前に井之口さんのお宅に伺った時に、最後のを取っておいた
と、江戸千住ネギをいただいたが、伝統野菜だから抽苔して
ねぎ坊主が出て苦労したと云っていた。

そうは云っても、江戸千住葱保存会の副会長だから柔らかい
ネギの葉先まで、きれいなものだった。

丁度、秋冬産のキャベツの定植も始まっていて
目白通り沿いの広い畑にも定植をすると聞いていた。





1-1.JPG

上の画像をタップする
一昨年、屋敷前の畑に、江戸千住を定植している。

先日、目白通り沿いを通ったら、キャベツが定植されていたが、
その先にネギも定植されていた。







2-1.JPG

毎年、キャベツが定植されている畑に、ネギが定植されていた。

上の画像をタツプする

井之口さんに聞くと、江戸東京野菜の江戸千住ネギだけでなく、
交配種の「夏扇」(サカタ)と、「ホワイトスター」(タキイ)で、
比較するために定植したという。

江戸千住ネギは、葉が柔らかく折れやすいことから栽培は難しいが、
作りやすいと生産者に人気の交配種を一緒に栽培することで、
伝統野菜の良さも明らかにしていこうというもので、
研究熱心な井之口さんならではだ。

一昨年に、自宅前で栽培していた写真は、タップして
見ていただいたが、畝は東西に切られ栽培されていた。

こちらの圃場では、目白通りに向かって南北に植えられていた。
今後、台風など強風が吹いた場合などの、巻いて吹くこともあり、
畝の切り方も影響すると思われる。

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