国立市谷保にお住いの大先輩、佐伯寛さん(85歳)の水田は今年も稲穂を実らせていた。
前に、佐伯さんが田植えをするというので、見に行ったことがあったが、先月、近くに行ったことから寄ってみたが、穂が出る前の稲が、風に揺れていた。
この水田の隣にママ下湧水公園になっているが、冷たい湧水は稲の生育に影響することから稲田に使うことはなく、水田の脇に府中用水を引いて使っている。
ママ下湧水公園の自然と、住宅に囲まれたこの一角は、ほっとする一角だ。
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佐伯さんは、2008年8月に、自叙伝を刊行していて、頂いていた。
1998年 区画整理前の佐伯さんの水田は中央の刈り残された当たり
国立の水田地帯を切り裂いて1967年に開通した中央道路は右の土手、
いずみ大通り(都道3・3・15線)はまだ、草のあぜ道状態で、
「四軒在家地区土地区画整理組合」が、紹介されている。
「道程 〜でこぼこ道のあゆみ〜 佐伯寛」より
この写真、どこから撮影したのか聞くと、
田圃の西側にある。特養老人ホームの屋上から撮影したそうだ。
湧水地には「四軒在家地区土地区画整理組合」が設置した、
「上(かみ)のママ下」説名板がある。