都市大学付属小学校(松木尚校長)の4年生を対象にした三國清三シェフのミクニレッスンは、今年で11年目になるが、新型コロナウイルスの感染拡大の中で、3密にならないような対策を取りながら、同校の決まりの範囲で実施してきた。
今回の授業は、緊急事態宣言下での判断で9月13日(月)の、ミクニレッスンはリモートで実施することになったと、ミクニレッスンをプロデュースする松木直也社長(豆豆社)から電話をもらった。
11月のミクニレッスンは料理実習で、スペシャルハンバーグに添える新鮮野菜は、授業で栽培した野菜を使う。
これには東京の伝統野菜を含めた栽培を実施してきた。
今回は、スマホでリモート用の撮影を宮寺農園でするから、というので伺った。
これまで、授業ではパワーポイントで映像を見せながら、東京の伝統野菜について説明してきたが、
リモートでも、パワーポイントは使えるが、今回は親しみやすく、10枚の写真をラミネート加工して、紙芝居方式で、生徒に語り掛けた。
昨年から栽培してきた野菜は、スイスチャード、レッド・ロメインレタス、水菜、東京べかな(東京の伝統野菜)に、金町コカブ(江戸東京野菜)とラディシュ(二十日大根)の6種類を栽培すると、紹介した。
スイスチャード、レッド・ロメインレタス、水菜、東京べかなは、NASAが2017年に国際宇宙ステーション(ISS)で栽培していた野菜で、同校では昨年から同じものを栽培している。
宇宙ステーションで、ペギー・ウィットソンが東京べかなを栽培し収穫しているが、
ベキーがTwitterで発信した写真が紹介されている。
宮寺さんは、ハウスの前で、松木社長が用意したプランターに・・・・
水はけの良い育苗土を使って、スイスチャードと水菜を蒔いて説明した。
尚、松木社長が撮影した動画は、8日に三國シェフの開会のあいさつと、次回の授業について紹介するところを撮影して、これを繋げて授業で使うという。