宗兵衛裸麦の復活普及に取り組んでいる高野重春さんが、
手伝ったことは案内した。
9月初めに、高野さんから、宗兵衛裸麦の押麦の状態がいいので、
9月18日の17時から、八王子市川口の登坂さんのお店
「ふぁむ」で、試食会をすると連絡をいただいていた。
生憎、都合がつかず、脱穀作業をお手伝いされた、増田さんが
出席するというので、お願いして写真を撮って頂いた。
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当日は、料理スタッフを含めて、10人が参加して、
自由な食べ方で、押麦を味わった。
有塩バター、蜂蜜、バジルソース(登坂さんが栽培)
山芋のトロロ、トマトソース(登坂さんが栽培)を用意した。
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写真上は押麦だけで、モチモチした食感と香ばしさが好評でした。
写真下は押麦と白米を1対5で炊いたもの
押麦100%にトロロをかけて食べた食感は、プチプチして、
タピオカを食べているようだとの感想。(始めて麦飯を食べた方)
ポトフ風トマトソースで食べると
リゾットのようで押麦のもちもち感が良い。
粉は製粉の過程で1番に製粉されたもの、2番に製粉されたもの、
3番は機械についたものまで剥がして袋詰めしたもの。

クッキーの食べ比べ、手前から1番、2番、3番粉です。
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パンの食べ比べ。
右から1番、2番、3番粉です。
3番粉はライ麦パンのような味わいでした。
3番粉は生地がバラバラになりまとまらず生地にならなかった。
登坂さんは、ポトフに栽培をして作ったトマトのソースを加えた
スープにつけて食べると美味しい。合ってる。
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ドーナツの食べ比べ
右が1番粉、2番粉、3番粉で同じレシピで作っそうです。
八幡さんは、3番粉は味があって美味しいと、
登坂さんの感想は、面白い。
その食感と味。次回は若い人に参加してもらいたい。
増田さんは
登坂さんの畑のジャガイモとトマトのスープもあり、
その中に押麦を入れてリゾットにしたり、参加者の皆様が
それぞれ工夫しながら試食されていたのが印象的でした。
香ばしくて味わい深い宗兵衛裸麦のお料理は
みなさまに好評でした。
追伸
カフェの正式名称「ふぁむ」の由来について、
高野さんが紹介してくれました。
八王子駅から20〜30分バスに乗り、榎木というバス停で降りると左手にお洒落なカフェがあります。そこが、私たちが取材させて頂いた「HACHIOJI FARMER’S KITCHEN―ふぁむー」です。
「ふぁむ」ではカフェ営業の他に、障害者の方と共にカフェで提供する
無農薬野菜を作っています。また、重度身体障害者の方には室内で
パソコンを使った作業などを提供しています。
さらに、障害者の就労サポートとして、OJTを通じて作業への知識
・能力の向上や必要な訓練、指導などを実施し企業等への
雇用に繋げるサービスも提供しています。
「ふぁむ」の名前の由来
「farmer」から取って優しさの感じられるひらがなを用いました。
また、強い意志を持って臨む
「Hachioji farmer’s kitchen-八王子の農家の台所-」という
ロゴを「ふぁむ」の冠につけました。
「覚悟を持って推し進める」をモットーにした、
地域密着型のカフェです。