拝島ネギの話をしてほしいと依頼された。
杉本副校長が前任校の市立拝島第二小学校時代に、
3年生に「昭島市の農業」について話をしていたが、当時から、
昭島市の伝統野菜として拝島ネギがあることを紹介していた。
中神小学校の地域は、かつての中神村と宮沢村で、宮沢地区には、
拝島ネギ保存会の元会長の鈴木勇作さんがお住まいで、
後継者の寿昭さんのお子さん(5年生)が通学されているという。
そこで、杉本副校長は、寿昭さんを訪ねて4年生に拝島ネギの
栽培指導を依頼したところ、快諾をいただいたと伺った。
これまで、江東区立第五砂町小の砂村ネギは夏休み明けに種蒔きを、
足立区立の6校では千住ねぎの種まきは夏休み前に実施してきた。
しかし拝島ネギについては、寿昭さんの指導で、拝島の生産者と
同じように、来年2月に種まきを行うことになった。
昭島の12校中、8校で食べる。
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給食の前後辺りで、4年生に対して拝島ネギのお話をする予定だが、
3年生の担任の先生から、4年生で拝島ネギを学ぶ前に、
江戸東京野菜の総括的な話を、分かりやすく話してほしいとの、
リクエストがあったことから、先日、生産者の代表として
寿昭さんにお会いして話を聞いて、写真を撮ってきた。
鈴木さん宅の農地は、水田を含めて4か所、離れたところにある。
この農地(上川原1丁目)では、里芋とネギが栽培されていた。
11月収穫の拝島ネギの他、
10月中旬から2月下旬のホワイトスター(タキイ)、
11月から3月収穫の一翠太(カネコ)、1月〜3月収穫の冬扇(サカタ)と、
4種類のネギを栽培していて順々に収穫していく。
宮沢1丁目の圃場には何度か行っているので
ハウス4棟が建っているのは知っている。
小松菜、トマト、キュウリを栽培しているというので、
鈴木さんに了解を得て、1人ハウスに向かった。
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宮沢1丁目のハウスには、勇作さんがいらした。
勇作さんには、2018年11月にお会いしている。
品種は、中玉のフルーツトマト(タキイ)で、5月〜7月と10月〜3月が、
収穫期で秋冬産トマトが育っていた。
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すでに、花が咲き始めていた。
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昭島市のKOTORIホールで開催された東京都農業者大会に出席された
小池百合子都知事一行は、開会前に、昨年、一昨年と
昭島市農業委員会会長であった鈴木さんのハウスを訪ねて、
空いていたハウス内で昼食を取りながら鈴木さんと、懇談をされ、
その後、大会に出席されたという。