野口潔人校長にお会いしたことは、報告した。
同校のフードカルチャー(FC)コースで、江戸東京野菜をはじめとした、東京産野菜を紹介していて、これまで江戸東京野菜の寺島ナスの栽培をはじめ、檜原村特産のルバーブを使ったジャムづくりなどでも
お手伝いしてきた。
今回は、冬野菜の伝統小松菜のごせき晩生を栽培することが、
年間計画の中で予定されていたので、栽培指導の渡邉和嘉さんと、
9時45分からの授業に間に合うように伺った。
アオイ科の芙蓉の花がここかしこに咲いていた。
同校の文化祭、芙蓉祭に伺った時に、ダンスが行われたのが
「芙蓉が丘講堂」とあり、なぜ芙蓉なのか気になっていた。
改めて、フードカルチャー(FC)コース担当の保積栄理教諭に
伺うのもと、同校のホームページを開いたら、詳細に掲載されていた。
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同TJGの建つ「この丘の呼び名を芙蓉ヶ丘と言い、
創立時の校名が「芙蓉女学校」でした。」とあって、
校章が芙蓉の花だった。納得!。
ごせき晩生小松菜の授業に当たり、保積先生か出席確認。
中には、コロナ対策で、自宅で授業を受ける生徒もいて、
保積先生がテレワークで語り掛けていた。
生徒には空のパックを持ってくるよう伝えてあった。
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牛乳パックで江戸東京野菜(伝統小松菜)を育てよう!、は
工作の時間になった。
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パックの切り抜いた部分を使って溝をつくり、
2か所に3粒づつごせき晩生を蒔いた。
じょうろで水をかけ、流しで水切りをして、
な札を刺して窓際に並べた。
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葉がだいぶ落ちていたが、花は幾つも咲いていた。
花を取って渡邉さんが畑の状況を解説。
農家は、花や、葉の状況を見て肥料の状況を判断するとして、
花の、おしべが長く出ているのは、肥料の状況が良いということで、
不足している場合は、おしべが伸びていない。
先日、小笠原事務長に案内頂いたが、菜園にするために、
地元JA東京あおばが、ユンポーで整地をしていた。
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脇に、土の中から出てきた岩石などとが転がっていたが、
良い畑になりそうだ。
生徒たちも、学校に近いところに菜園ができることを喜んでいた。
渡邉さんは、練馬大根が蒔ければと計画を生徒たちに伝えていた。
追伸
授業の前に早く着いたので、保積先生がお茶を出してくれた。
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FCコースでは、狭山茶の宮野園の指導を受けていて。
TJGオリジナルブレンド茶をつくったというので、
出していただいた。
生徒たちは、何種類も作ったようだが、
中でもTJGブランドとして投票の結果、AとFが決定した。
Aのブレンドは、焙じ20%、黒豆30%、玄米30%、麦茶20%。
Fのブレンドは、緑茶の香り20%、緑茶の色20%、玄米60%。
生徒たちは、玄米の味が好きなようで、
A,Fともに玄米の味がベースになっていて、美味しく頂いた。
投票のコンセプトは、Fは、緑鮮やかな学校のイメージから、
現在、5グラムのアルミのパッケージに入れて、
商品化するようだ。
伝統小松菜が発芽した。
29日に保積先生から写真が送られてきた。
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牛乳パックの中で可愛らしい芽が出てきました。
10時ごろ確認したのですが、午後にはまた背が伸びていました。
すごい生命力ですね。
貴重な体験をさせていただいております。
追録
TJGの、江戸東京野菜の栽培授業は、
「農」の機能発揮支援アドバイザー派遣事業として派遣された。