江戸東京野菜のお話をする機会に恵まれた。
3年生担任の小山昭夫教諭が、菜園の栽培指導をされていて、
江戸東京野菜の話を聞きたいと、杉本幸司副校長から聞いていた。
拝島ネギを4年生で学ぶ前に、江戸東京野菜全般について3年生に
教えてもらいたいとのことだった。
「拝島ネギ」の栽培については、地元の生産者・鈴木寿昭さんに
引き受けていただけたが、地元の栽培と同じように2月の播種と
なったことから、この時期に3年生にお話しする時間が取れた。
3年1組13時30分〜14時15分 担任小山教諭
3年2組14時20分〜15時05分 担任宮下教諭
一面に、拝島ネギ保存会の木島秀俊会長と畑が掲載されていた。
早速、パワーポイントで映し出すと、生徒たちは「知ってる!」
「見た!」「家にある!」と生徒たちは口々に発言。
拝島ネギは、4年生になったら栽培するから、
お家の人に教えてあげてください。
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1組では、小山教諭から紹介されたが、生徒にはわかりやすく
「まるごと野菜」の本をつくっていると自己紹介。
4年生以上でないと無理としていた。
今回、3年生が対象だから、都内の各学校で江戸東京野菜を
栽培している事例を紹介することとした。
江戸東京野菜の大根は、白首です。
亀戸大根のお祭りは福分けまつり・・・。
砂村三寸ニンジンは砂町小学校で、
三寸は10pぐらいの説明に、今食べているニンジンはこのくらい
と手真似をしていた。
寺島ナスは、第一寺島小学校で、
内藤カボチャは、西新宿小学校の地域活動、
私立成蹊小の東京べかなの栽培で、
国際宇宙ステーションの写真を見せると、
「ISSだ!」と宇宙に興味を持っている生徒が何人もいた。
ISSで野菜が栽培されているとは知らなかったようで、ビツクリ!!
伝統小松菜のごせき晩生と、三河島菜の種をお持ちした。
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伝統小松菜は、日本橋女学館の事例を紹介。
また、三河島菜は、荒川区立尾久宮前小学校の事例を紹介した。
こちらから質問をしたが、よく応えてくれた。
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小山先生かほめていたが、良くメモを取っている生徒が、何人もいた。
追録
松井校長も、同校のHP用に写真を撮られていた。
昭島市学校給食共同調理場の松屋有紀子栄養教諭も、
2組の授業を参観された。
今年も12月には、拝島ネギを食材に使った給食が予定されている。
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小山教諭が栽培指導している同校の菜園を、
杉本副校長に松屋栄養教諭と共に案内してもらった。
追録
中神小学校3年生から、お礼のファイルが届いた。
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皆さんありがとうございました。
追申
授業は令和3年度都市農業機能発揮支援事業(農林水産省)
を実施する都市農地活用支援センターから「アドバイザー」として
派遣された。